ミズキユウタ30歳による、映画や音楽やお笑い芸人やその他イロイロについて思ったことと&何気ない日常を綴るブログです。


by hotel_rwanda
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原作は「芸人が書いた」ってのを抜きにしても、完成度が高かったと思うし、
もの凄く好きな作品だっただけに、映画化されたこちらもかなり期待。

というわけではなくて、逆に活字で読んだときの新鮮な驚きや感動は
無いだろうなあ、と思いながら映画『陰日向に咲く』を見にいく。

ある人にとっての些細な出来事が、同時にまた別の人にとっての大事件になっていたり、
誰かの幸せが、誰かの悲劇を呼んで、
ある物語にとっては主人公だった人物が、同時にまた別の物語では脇役になっていて、
最終的に「それでもみんな生きている」って思える、思わせてくれるのが、良くできた群像劇だと思う。そしてそんな映画が大好きだ。

そういう意味では、この映画版「陰日向に咲く」は‘群像っぷり’が、やっぱ弱い。

なんてことを言ってしまうのは、俺が16歳のときに「スモーク」を見て以来、
群像劇フェチみたいになってしまって、「ショートカッツ」や「パルプフィクション」や「マグノリア」や「どですかでん」が大好きな人間になってしまって、
そんな奴にとっては、そもそも『陰日向に咲く』は、満足度のハードルが高かったのかもしれない。
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by hotel_rwanda | 2008-01-28 06:53 | MOVIE
 公開初日に一刻も早く見たい映画なんてそうそう無く、逆に、映画を見に行くのは大抵は公開終了間際に慌てて、ということが多い。が、コレは久々に初日に観に行くことにした。なぜなら同じ井口奈己監督の前作『犬猫』が傑作だったから。
 で、初日の夕方に映画館行ったのだけど、あまりの混みっぷりでその日の上映分チケットは既に全回完売。松ケン人気?挑戦的なタイトル効果?仕方なく翌日の指定席買って出直すことに。
 
 ということで『人のセックスを笑うな』公開二日目、満席の劇場で鑑賞。チラシの売り文句で言えば「せつなさ100%の恋愛映画」。逆に、意地悪な言い方すれば「タチの悪い人妻に振り回される純朴な学生達のハナシ」。
 
 個人的には、今年のトップ5に入るであろう傑作、だった。

 男女計4名、その中で誰かが誰かを好きになる、っつうだけの話。確かに恋愛映画であるのだけど、不治の病にかかったり、突然事故にあったり、誰かが死んだり、その他コレと言ってドラマティックな出来事が起こるわけでもない。でも、ここ最近見たどんな映画よりも「これぞ映画」な空気を感じる1本だった。単に長回しが多いだけと言ってしまえばそれまでだけど、それ以外にもこの映画だけが持ち得ている特別なモノが何かある気がしてならない。
 
 ってなことは『犬猫』を見たときにも考えたことであった。そして近い将来、井口監督の次回作を見たときにはきっとまた同じようなことを考えるのだと思う。日本人の映画監督で自分にとっての東西横綱は長らく北野武&黒沢清だけど、それに続くのは山下敦弘とやっぱり井口奈己であると確信。

 それにしても、蒼井優がとんでもなく素晴らしかった。キャラクター的にも本人的にも。
正直、永作のキャラクターは雑誌等々で言われてるほど魅力的ではなかったけど、もうこれは松ケンでもなく、永作でもなく、蒼井優を見るためだけにでもチケット代を払う価値があるのではなかろうか。
 それにしても(2度目)、同じ‘蒼井優が出てる片想い映画’である『ハチミツとクローバー』がとんでもなく退屈なクソ映画だったことを思うと、やっぱり「映画」って不思議というか、だから映画を見るのを止められないのかもしれない。

 ちなみにこの映画のタイトル、チラシによると英語だと「Don’t laugh at my romance(sexではない)」とのこと。映画を見た後だと何となくそれも納得。
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by hotel_rwanda | 2008-01-20 22:09

The Birthday@日本武道館

 1999年夏。北海道で開催された記念すべき第一回・ライジングサンロックフェスティバル。サマソニもロックインジャパンも生まれる前、ロックフェスと言えば認知されているのはフジロックくらいだった当時、この‘ライジング~’(通称エゾロック)の参加バンドは、錚々たるメンツだった。電気グルーヴ、ナンバーガール、ドラゴンアッシュ、マッドカプセルマーケッツ、ハイロウズ、椎名林檎、ブランキージェットシティ、プリスクール、スーパーカー、サニーデイサービス、UA・・・。今となってはほとんどが解散か活動停止している人たちで、まさに文字通り‘伝説’のフェス。
 で、そのエゾロックの真夜中のステージで、初めてナマでチバユウスケ(ミッシェルガンエレファント)の歌声を聞いた。当時のミッシェルは『ギヤ・ブルース』の頃。解散後の今振り返るならば間違いなくアレが全盛期だった。そして同じく初めて目にする生ブランキーや、‘伝説のバンド’の数々に圧倒された当時20才の俺は、この夏を境に高校時代以来のバンド活動を再開し、その後はロックに踊らされ、悩まされ、励まされ、打ちのめされる青春を過ごしていくことになるのだった…。

 前置きが長くなった。そして思い出に浸り過ぎて、なんだか自己陶酔もホドホドに・・・な前置きになってしまった。
 それはさておき、とにもかくにも、2008年現在のチバユウスケが所属するバンドThe Birthdayを見に、日本武道館へ行った。
 浅井健一のソロライブで「ロメオ」(ブランキージェットシティ)が、吉井和哉のソロライブで「バラ色の日々」(イエローモンキー)が、一番のハイライトになってしまうように、どうしても「元・伝説のバンド」のファンっちゅうのは、いくらアーティストが「次」に向かっていても、「そ~ゆ~もん」を求めてしまうのは否めない。

 で、ベンジーや吉井と違って、チバはThe Birthdayで絶対にミッシェルの曲をやらない。それがこちらとしては嬉しいというか残念というか。そしてミッシェルの曲とThe Birthdayの曲と、個人的にどっちが好きかっつうと、やっぱり間違いなくミッシェルであるという後ろめたい現実。けれども、今回の武道館ではミッシェルの曲をやらない代わりに、元ミッシェルファンにはたまらん曲が1曲あった。「KAMINARI TODAY」という曲。こんな歌詞。エレカシの「俺たちの明日」にも通ずる、「青春振り返りソング」だと思う。この1曲のためだけにチケット代払ったと言ってもいいかもしれない。

 と言いつつも、ここんところの寝不足がたたって、よりによってライブ中に一瞬眠ってしまった。チバユウスケの子守唄。これもある意味ゼイタクだ。眠ってしまった、と言えば『ジェシージェームズの暗殺』では、少なくとも1時間以上は眠ってしまった。

 こんなブログ書いてるヒマがあったら、たまにはとっとと寝よう。
 
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by hotel_rwanda | 2008-01-14 23:12 | MUSIC
またしても婆ちゃんからお年玉をもらってしまった。もうすぐ29だっつうのに。
もらうよりは、どっちかっつうと「あげる」年齢の方だっつうのに。あげる相手おらんけど。

せっかくのお年玉なので、9割を貯金しつつ、残りの1割で、
「プレゼントをあげたいと思いつつも、ついつい忙しくて、あげそびれてた人達へのプレゼント」の資金に回す事にした。

が、あげる相手も理由も、皆バラバラなので、何をあげたらいいのか考えるので一苦労。
なので、シンプルに、それぞれ自分が最近よく聞くCDをあげることにした。

高校時代の親友、ヨシカワくんにはエレファントカシマシの「俺たちの明日」を。

ヨシカワ君は、元・サッカー少年、現・パン屋(@富山)で働く1児の父。
彼の家にはパソコンが無い。彼の携帯にはメール機能が無い。
そんなアナログ万歳のヨシカワ君からの年賀状には近年、子供の写真と共に熱いメッセージが添えられている。

今年は「ダンス!ダンス!ダンス!舞台がまだ用意されていない!」と書かれていた。
その言葉がやたら胸に響いたので、お礼にエレカシ。こんな歌詞。
「がんばろう」という言葉は嫌いだったけど、この曲の「がんばろう」はこれまた胸に響く。

ヨシカワ君、年賀状の返事が遅れてすみません。
こちらは明日からまた本格的にマザーファッカーな仕事が始まりますが、なんとか舞台に辿り着くまで、踊り続けようと思います。

なあんて、今日はヨシカワ君とエレカシについてブログを書こう、
と思ってページを開いたら、なんと10年以上交信の無かった小学校時代の友人からのコメントがあるではないか。インターネットってスゲエ。

ということで、ブログ開設以来、結構なペースで更新してきたけど、
多分明日からは仕事に追われてそうもいかなくなるんだろうな。

とりあえずヨシカワ君とエレカシ宮本に負けないように、アレコレがんばろう。
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by hotel_rwanda | 2008-01-06 19:51 | MUSIC
雑誌やチラシでの誉めっぷり、絶賛具合がハンバじゃなく、「日本映画界を揺るがす恐るべき才能」らしいので、 『ジャーマン+雨』を見に渋谷・ユーロスペースへ。

レイトショーと分かってたのに、上映開始の4時間前に現地に着いてしまった。1Fのカフェで本読んで時間をつぶすが、さすがにつぶしきれず。ちょうど別フロアではスコセッシの『ニューヨーク・ニューヨーク』の上映が始まろうかというところ。旧作だけど未見だったし、一応、自称スコセッシ好きなので、まさに時間つぶし的に『ニューヨーク~』を見ることに。

「スコセッシ&デニーロもの」として考えると、やはり諸々の作品には遠く及ばないのだけど、それを抜きにして見れば、結構楽しめた。何となくトリュフォーの映画を思い出した。

で、ようやく21時を過ぎ、いざ『ジャーマン+雨』の上映へ。元々は劇場公開の予定が無いままに作られた‘自主映画’だったにも関わらず、場内はほぼ満席。

残念ながら全然大したことなかった。少なくとも自分にとっては。
ちょっとチカラの入った学生映画、くらいにしか思えなかったし。

が、実際に「残念」なのは、この映画や、それに関わった人たちではなく、
映画評論家やら、全国のミニシアター系の映画館支配人やら、黒沢清や山下敦弘など自分の好きな映画監督やら、その他ミュージシャンや作家が、こぞって大絶賛している作品の良さが、全く分からない俺自身なのではなかろうか。

という気もして、と同時に、このベタ誉めされている横浜聡子監督が、自分と同い年の女性監督で、しかも中途半端に可愛かったりするので、これは俺の単なるヒガミなのではなかろうか、とも思う。

とりあえず、この監督は本谷有希子とは気が合うのではないでしょうか。
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by hotel_rwanda | 2008-01-06 11:15 | MOVIE
結局、大晦日~正月は誰とも会わなかったし、(田舎からの電話を別にすれば)誰とも喋らなかった。まあ、こんな年もあるさ。来年は2年分派手に過ごそう。過ごせるように一年がんばろう。

で、例によって映画を見に行った。
「家族を9・11テロで失った男が、学生時代の友人に再会して少しづつ立ち直ってくハナシ(再会の街で)」と「ジョン・レノンを暗殺した男の暗殺当日までの3日間のハナシ(チャプター27)」

正月早々いきなりクライ話を2本も見てしまった。

『再会の街で』は、正直脚本がちょっとマズイのではなかろうか。何か肝心なところを何箇所もすっ飛ばしてたような気がする。あと、俺は一生、ドン・チードルを見るたびに『ホテル・ルワンダ』を思い出してしまうのだと思う。それはそれであんまりよろしくないことだ。

『チャプター27』は、クライマックスで気がつけば主人公に感情移入しそうになってて、その痛々しさに思わず涙しそうになった(しそうになっただけ)。でも同時に、殺人犯に共感するのも如何なものか、とも思って、アレコレ考えているうちに映画が終わってしまった。
とりあえず、映画の完成度は高くないにしても、監督と演者の熱は伝わってくる作品だった。あと、大学一年のときに、大学のあった京都から田舎に帰る電車の中で初めて「ライ麦畑でつかまえて」を読んで、「絶対大学辞めてやる」と決意したことを思い出した。結局辞めなかったけど。

年末に見て以来、『once ダブリンの街角で』の音楽が耳を離れず、結局サントラを買った。素晴らしい。今年はこのサントラの似合う、切なく、激しく、穏やかで、ハッピーな一年にしたいと思う。
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by hotel_rwanda | 2008-01-03 20:41 | MOVIE

はじめに&プロフィール

今更だが、そして突然だが、ブログをはじめることにした。
新年だし、正月だし、新しいコトはじめてみたいし、思いつきで、はじめることにした。
とはいえ、諸々準備やら設定が面倒くさいので、以前やっていて、そのまま放りっ放しになっていた「『ホテル・ルワンダ』公開まで続ける活動日誌」を、タイトルを変えて引き続き使うことにした。(そんなわけで、かつてこのブログの準備してくれた箱男さん、カーネルさん(多分覚えてないだろけど)、ご了解くださいませ。)

ってなことは、1年前、2007年の正月にも考えていたのだけど、考えているうちに、実行せぬままに1年が過ぎてしまった。で、2008年、まんをじして、ってなわけでもないが、思いついてしまったもんは仕方なく、とりあえず、はじめてみた。

そこで、まずはブログのタイトルを考えようと思って、正月早々アタマを悩ましたのが、全然思いつかない。
好きな映画や曲のタイトルから拝借しようとも思ったのだけど、それだど誰かと「カブる」恐れがあるので、そうなった場合つまらない、っつうか、なんかイヤだ。
かと言って、オリジナルなタイトルを考えようとするがあまり、自意識が暴走して何だか「イタイ」感じになっちゃうのも、やっぱりイヤだ。
で、悩んだ結果、「カブる」ことよりも「イタイ」感じになっちゃうのを覚悟で、こんなタイトルつけた。詳しくは、ひとつ前の日記(『ホテル・ルワンダ』活動日誌』の最終回)参照。

つまりは、結局のところ、笑いと驚きと怒りとエロスと感動に溢れる「映画みたいな」毎日が送れていたら、一生映画なんて一本も見なくていいだろうし、そんな日々への憧れは持ち続けていたいが、やっぱりそんなことあるはずなくて、だからこそ「毎日、映画見たい」と思って過ごしていくんだと思う。で、そんな日々を、綴っていきたいと思う。

ってなことを思っている、このブログを書いていくヒト、ミズキユータの2008年1月2日現在のプロフィール的なもの。

名前:ミズキユータ
年齢:28歳
出身:富山
現在の居住地:東京

好きなヒト10組
スピルバーグ、北野武、黒沢清、レディオヘッド、中村達也、椎名林檎、ミスチル、村上春樹、清原和博、菅野美穂、

ムカつく奴3種類
公共の男子トイレで個室を長時間占有する奴、ヒトのチャリを盗む奴、電車の中で大声でしゃべる奴
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by hotel_rwanda | 2008-01-02 23:55 | はじめに&プロフィール