ミズキユウタ30歳による、映画や音楽やお笑い芸人やその他イロイロについて思ったことと&何気ない日常を綴るブログです。


by hotel_rwanda
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カテゴリ:MOVIE( 44 )

新宿ピカデリーに「剣岳」を見に行ったらそもそも上映していなかったので、代わりに「おと・な・り」を見た。岡田准一と麻生久美子が出ている、アパートのお隣さん同士が、相手の姿を見たことが無いのにお互いの「生活音」をきっかけに恋に落ちる、という有り得ない設定の物語。
なので、そこで「んなことありえへんやろ!」と思ってしまうか、それとも「んなことがあったらエエなあ」と思うかで、この映画への評価は変わるかと思う。自分の場合は途中まではずっと前者だったのだが土壇場で後者になった。俺の真横に座った20代中盤と思われるカップルがお互いに敬語で会話しているのが、上映開始まで凄く気になった。一体この人たちはどんな関係なんだろうか。

【何の接点も無いように見える30歳の男性と女性が主人公で、それぞれが孤独を抱えながらも日々を不器用に生きていく様子が交互に描かれ、物語が進むにつれて、運命的にその男女が繋がっていることが明かされる…】

「おと・な・り」を説明するならそんなところだと思うが、これはそっくりそのまま村上春樹の「1Q84」にもあてはまる。ということに「おと・な・り」を半分くらいまで見て気付いた。ちなみに「1Q84」は「BOOK2」の残り3分の1くらいまで読んだ。いよいよクライマックス。

それにしてもどこもかしこも「1Q84」だ。特に電車の中。車両に最低一人は「1Q84」を読んでいる人がいる。何せ自分も読んでいる真っ最中だから、カバーをつけていても分かる。カバーとハードカバーの隙間の装丁の色とか、ページの隅っこにチラっと見える「青豆」「天吾」という文字で。昨日なんか両隣&目の前の吊り輪に捕まった人、3人の「1Q84」読者に囲まれた。禿げたオッサン、OL、フリーター。

最近見た映画。

「マン・オン・ワイヤー」 
ワールド・トレード・センターを頂点として、世界各地で‘綱渡り’をすることに文字通り命をかけた男(とその仲間)の物語。事実に基づいたドキュメンタリー。前半ウトウトしたが、後半はスクリーンに釘付け。
「何故そんな狂ったことをするのか?」の問いに答える主人公のセリフに、涙腺が少し緩んだ。マイケル・ナイマンの音楽が例によって素晴らしく、「マイケル・ナイマンの音楽×無謀な夢に挑む男の物語」として「ガタカ」を思い出した。

「レスラー」
大傑作まではいかないが、傑作。それにしても未だに謎なのは「王様のブランチ」でLiLiCoが生放送中にこの映画を泣きながら激賞して紹介していたこと。確かに素晴らしい作品だと思うのだけど、何がそんなに彼女の心を打ったのだろうか。

このあいだのテレビブロスの特集記事「ああ気持ち悪い!他人のブログ」は素晴らしかった。そしてそれにつられて「ウェブはバカと暇人のもの」という本を買って、読み始めた。

で、もうブログやめようかなあ、と思った。
が、思い直して、もう少しだけ書いてみることにしました。

そんなこんなで2009年後半戦、よろしくお願いします。
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by hotel_rwanda | 2009-07-05 23:32 | MOVIE

ハゲタカ

好きなミュージシャンとかアイドルとかが滅多に更新しないブログをひっさびさにアップして、一瞬「おお!」と歓喜したのはいいものの、それが単なる告知とか宣伝のインフォーションだと気づいて、とても残念な気持ちになる・・・

というような気分は多くの方が味わったことがあるかと思います。

と、「言い訳」&「前置き」を踏まえ、
ただいまミズキユウタは6月6日より公開となる『ハゲタカ』という映画の宣伝のオシゴトをやっています。

映画の宣伝マンというのは、内容が非常に多岐にわたる所謂「なんでも屋」なので、
なかには「やっつけ仕事」もあれば「やりがい仕事」もあり、「やらされ仕事」もあれば「逆にこっちがお金払ってでもやりたい仕事」もあり、「誰かのためにやる仕事」もあれば「ただ自分のためだけにやる仕事」もあり、「くだらん仕事」もあれば「超おもしれー仕事」もある、
そんなグチャグチャな任務です。

で、『ハゲタカ』の宣伝に伴い、TBSの深夜番組で「私の10のルール」というドキュメンタリー番組で映画の主演の大森南朋さんに密着する、という企画を番組のディレクターさんと相談しながらやりまして、その模様が今度の火曜日深夜にオンエアとなります。
映画の宣伝といっても、上に書いたようにイロイロあるのだけど、この「10のルール」は、とても「やりがい仕事」であり自分にとってここ数ヶ月の仕事の中で一番「思い入れのある仕事」になりました。

なもんで、あさって5月26日24時半から放送なので、その時間ご在宅の方は見てもらえるとうれしいです。
ミズキもチラっと写っているかもしれません。

そんでもって映画に興味を持ってもらえたら「ハゲタカ」の方も見てもらえると更にうれしいです。



と、ここまで読んだ方は、本日のブログの最初の一文を最後にもう一回読むように。
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by hotel_rwanda | 2009-05-24 21:59 | MOVIE

衝撃×3

「5連休」だった人にとっては、ゴールデンウィークのど真ん中。
「10連休」以上だった人にはGW終盤戦。
そんな5月4日(月)、午後3時半、会社でコレを書いてます。
おとといから家のパソコンの調子が悪くて電源が入らなくなったので、ブログを書くために会社に来ました。

というのはウソで、今日も「いつもの月曜日」と同じように、朝9時に出社。
人もまばらなオフィスで、朝からダラダラと仕事をしています。
そんなわけで、例年通りに全然「ゴールデン」じゃないウィークが過ぎようとしていますが、衝撃的なことが3つありました。仕事の合間ではありますが家に帰ってもパソコン使えないので、今のうちに順を追って書いていこうと思います。

チェイサー
実話を元に韓国で大ヒットしたサスペンス。デリヘルの元締めをしている主人公(元刑事)と、連続殺人鬼の攻防を描く、タイトル通りの「追跡劇」。ストーリー自体は目新しいものではないのに、役者と演出の凄まじいテンションで、1秒たりともスクリーンから目が離せない。と同時に、随所に映画館から出て行きたくなるような恐ろしさもあり。とにかく衝撃。久しぶりにパンフレットを買ってしまった。「‘映画’が好き」な人は絶対見るべき1本だと思う。公式サイトに寄せられた錚々たる顔ぶれのコメントが何よりもこの映画の凄さを物語っている。見終わったあと映画館を出て、新宿歌舞伎町の景色がいつもと違って見えた。そんな気分になるのも久々。


グラン・トリノ
「宗教or国籍or文化の壁を越えて、血縁関係の無いアカの他人であった老人と少年が、衝突を繰り返しながらも、やがて心を通わせる感動のドラマ」
というプロットで説明できる映画は、これまで製作されたもの、これから製作されるであろうものも含めて数百本はあると思う。そしてそのジャンルの頂点に立つのがこの「グラン・トリノ」であり、というかジャンルを問わず、今年のナンバー1は当確。去年の洋画マイベストであった「ノーカントリー」よりも良かったので、この2年間のトップ1ということになります。何がそんなに良かったのか、と問われたならば「イーストウッドが素晴らし過ぎる」としか言いようがない。役者としても監督しても。映画を見てこんなに泣くことができるとはね。上映期間中は毎日でも見たい。

プロットだけを考えれば「スラムドッグ$ミリオネア」の方が面白いのだろうけど、ストーリーだけ注目すればありきたりな「チェイサー」と「グラン・トリノ」の方が見応えは数倍あった。だから映画は面白い。

「5月2日」
1998年5月2日にhideが死んで以来、毎年5月2日は追悼の意味を込めてhideの曲を聞いている。そして早いもんで11年が経った。で、今年も「5月2日」が終わろうとしていたそのとき、衝撃的なニュースを知った。清志郎が死んだ。むっちゃくちゃファン、というわけでも無かったのに、むっちゃくちゃ悲しい。「忌野清志郎、死去」というニュースを見ても実感が無い。何度か夏フェスで見た清志郎のステージは、本当に素晴らしかった。一度でもワンマンライブに行っておくべきだった。
彼の曲は代表曲くらいしか知らないけれど、ここ数年の「がん告白」と「がん再発」の際のメッセージは今でも鮮明に覚えている。(確認しようと思って公式サイトを見ようと思ったが、アクセス殺到なのか繋がらない。)
「こんぐらいのことは予想していた」「全然ヘコんでないから」「ブルースはまだまだ続いているというわけだ」「もう一度言おう、夢を忘れずに」などなど。

友達にも何人かいるけれど清志郎の熱狂的なファン(特に女の子)は、真っ直ぐで、優しくて、熱いヤツらが多い。それはつまり清志郎がそういう人だったということなのでしょう。

以上、休日出勤の仕事の合間に書く日記、終わり。
さあ、仕事だ。

追伸。
誰か「パソコンの電源を入れてもウィンドウズが立ち上がらない」ときの対処法ご存知の方、教えてください。
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by hotel_rwanda | 2009-05-04 16:15 | MOVIE

最近のアレコレ

「ほぼ毎日」ブログを書く、とユルイ決心と共に宣言して早々、ブログの更新が数日間途絶えました。まあ、1回の表にヒットを打たれると、早々に「ノーヒットノーラン」の可能性が途絶えてプレッシャーから解放されて、「3安打完封」みたいな良いピッチングができることもあるので、そんな感じでこれからも書いていこうと思います。とりあえず当ブログ人気シリーズ(自分的に)、「最近のアレコレ」。

【チェンジリングとイーストウッドについて】
ここ一ヶ月くらいは、どこで誰と映画の話をしても「最近何か映画観に行った~? 行ってないよねえ~ 全然面白いのやってないもんなあ~」という話になる。そして熱心な映画ファン同士が集まっていれば、必然的にその手の会話は 以下のような展開になる。

「『チェンジリング』は素晴らしかった」「アレは別格」「衝撃」「他の映画観なくてもコレだけは観たほうがイイ」

何がそんなに素晴らしいのか、何がそんなに他の映画と違うのか、うまく言葉にできないけれども、才能と技術のある人が本気を出すと、こういう結果になるのが当然なのかもしれません。映画ファンからもアタマのカタイ評論家からも、両方からも熱烈に支持されるのは珍しいのではないでしょうか。そしてそんなサイコーな監督の新作「グラン・トリノ」が、今月早くも公開される。楽しみで楽しみで仕方がない。


【楽しみで楽しみで仕方がない】
と言えば、村上春樹の長編新作が、5月下旬に発売されるそうです。俺は毎週日曜だけは朝日新聞か毎日新聞のどちらかを買って、ダラダラと読みながら、映画や音楽だけでなく「政治や経済や国際情勢にも関心があるフリをしているフリ」を日常で行うための下調べをしているのだけど、書評面の下に新潮社の広告が載っていて、いつも「村上春樹最新長編、発売決定」のお知らせが載っている。そしてその情報が毎週小出しにされているのがニクイ。どうやらタイトルは「1Q84」(イチキューハチヨン、と読む)らしい。


【村上春樹】
と言えば、現在発売中の「テレビブロス」の「村上春樹特集」は、近年読んだあらゆる雑誌のあらゆる特集の中で一番面白いし、完成度が高いと思う。
ほとんどの雑誌のほとんどの誌面が、情報や広告で埋め尽くされているなか、「オモロい文章」と「オモロい切り口」さえあれば、人気ライターやカリスマモデルや「最新情報」や「独占インタビュー」や「特写」が無くても「オモロイ雑誌」は作れる、といういい例ではないでしょうか。

「動物園でゴリラ園に落ちてしまった」とか「会社で納期に間に合わなかった」といった全く文学的ではないシチュエーションを‘ハルキ的文体’で綴る、「ハルキならどうする?」、麻生太郎や朝青龍、陣内智則など‘残念な人たち’が‘ハルキ的価値観’で自己弁護を繰り広げる「OSハルキをインストール!」、そして元々ファンではないどころか「一回も読んだ事が無い」のに、‘名前の響き’で人選、取材した「モト冬樹が語る、初めての春樹」などなど、いずれのコーナーもとにかく中身が濃い。そしてこれらが人気ライターとか、文芸評論家ではなくて、「アソコ・クロコップ」とか「むき海老ひかる」とか「うんちブリブリ」といった「ハルキ的」ではないペンネームの方々によって綴られているのが、また素晴らしい。


【『レッドクリフ PART1』について】
まもなくPART2が公開、ということで、まあ正直興味は全然無いのだけど、一応映画業界の片隅で働くものとして、やっぱりPART1の大ヒットは予想外で、衝撃だったので、一応、DVDで鑑賞。面白くもなく、つまらなくもなく、いたってフツー。で、ブログでこの「PART1」のことを書くにあたって思い出したこと、2つ。

「キル・ビル」のPART1とPART2の‘繫ぎ目’は素晴らしかった。PART1がPART2の「予告編」にならずに‘一つの物語’として完結していながらも、「直ぐに続きが観たい」と思わせる終わり方。それに比べると、「レッド・クリフ」は‘酷い’と言わざるを得ない。

有吉弘行が「アメトーーク!」で放った「ブレイクするってのはバカに見つかるってこと」という発言が一部で話題と賞賛を集めているらしい。曰く、ゴールデンタイムでもてはやされてブームになってまつり上げられるよりは、ブレイクしなくても深夜番組でセンスの良い視聴者にさえ支持されていれば十分、ということらしい。

「レッドクリフ PART1」の説明過多な演出、過剰に繰り返される人物紹介のテロップ、そして予想外の大ヒット。別に「PART1」を観にいった人がバカである、と言いたいわけでは無いのだけど、ふと有吉の名言がアタマをよぎった。


【漫画ブーム】
成人して以来の「漫画ブーム」が突然訪れて、最近は漫画ばっかり読んでいる。元々コアな‘漫画ファン’の人からしたら、「何を今さら」と思われるだろうけど、「鈴木先生」が凄い。「‘漫画’より‘文学’のほうがエライ」なんて思ったことは無かったはずなのだけど、「鈴木先生」を読んでいるとひょっとして無意識にそんな考え方をしてしまってたのかな、と思う。つまり「鈴木先生」には文学作品並みの思想やら哲学やらがあって、でも小学生や中学生の頃に感じていた「漫画を読む面白さ」(早く続きが見たい、読みたい、という中毒性)も間違いなくある。





‘日曜日の昼間に長々とブログを書くような奴とは友達になりたくない’、
と常々思っていたのだけど、自分がそんな奴になってしまいました。
このブログを読んでくれてる友達の皆さん、元気ですか。
こんな僕ですが、今年度もよろしくお願いします。
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by hotel_rwanda | 2009-04-05 12:10 | MOVIE
◇タクシードライバー
◇素晴らしき哉、人生!
◇ジュラシック・パーク
◇キッズ・リターン
◇どですかでん(生きる)
◇大人は判ってくれない(夜霧の恋人たち)
◇東京物語
◇マグノリア
◇ゴッドファーザー


いわゆる‘仕事飲み’で、20~30才くらい年の離れた偉い方々と「好きな映画10本選ぶなら!?」的な会話になって、↑の作品を挙げた。(カッコ内は同一監督は1本まで、という自主規制の為、参考まで)

っつうか9本しかないな。
あと1本は常に「一番最近観た映画(死ぬ直前に観た映画)」ってことにしておこう。

それにしても毎度思うのは、この手の話題を肴にすれば、日本語さえ通じれば年齢・職業・身分問わず、どんな人とでもウマイ酒が飲める。
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by hotel_rwanda | 2009-03-27 00:37 | MOVIE
あけましておめでとうございます。

毎度ブログのエントリーの度に、こんなもん書いてるヒマがあったら他にやることあるやろ、と思うのだけど、まあ、このブログを続けているのには(しかも実名で)、3つほど大きな理由がありまして、それについてはいつかまた気が向いたときに書くとして、ひとまず2009年も見たり読んだり聞いたり感じた事についてダラダラ綴っていく予定なので、何卒よろしくお願いします。

というわけで年末年始のアレコレ。

『WALL・E/ウォーリー』
傑作。観ている途中で何度か「ポニョ」がアタマをよぎった。

ウォーリーとイヴの関係性はポニョと宗介のそれに通じるところがある。
会った瞬間ひとめ惚れ~主人公(ウォーリー・ポニョ)の盲目的な恋心が、結果的には異世界への大冒険となり、最終的には‘世界の危機’を救うことに…~技術的な事(全編手描き・フルCG)が作品の世界観のなかで必然に~物語が備えている2008年公開作品としての時代性…

などなど他にも共通点多数。ウォーリーがこんだけ絶賛されているのだからポニョももっと褒められてもよかったのではなかろうか。

『ラースと、その彼女』
ダッチワイフを自分の本当の恋人と思いこんでしまう内気な青年と、彼の思い込みに付き合う田舎町の人々…という、設定だけ聞くと相当に狂ったハナシだが(だからこそ見に行こうと思ったのだけど)、知らぬ間に「泣ける映画」(嫌な言い方だ)という評判が立っているとかいないとか。
確かに‘イイ映画’の雰囲気はプンプン漂っていた。が、おそらくは最終的に‘泣ける’伏線となっていたであろう中盤で睡魔に屈してしまった。でも起きていたとしても別に泣きゃあしなかったと思う。

●「ドリームマッチ09」
正月恒例のTBSのお笑い特番。
30歳前後で、子供の頃に多かれ少なかれ‘お笑い番組’を見たことのある人ならば、松本人志&内村光良のコンビによるコントに相当心を揺さぶられたのではないでしょうか。そのコントの完成度よりも、テレビ画面の中に、あの二人だけしか写っていなくて、あの二人だけでコントをやっている、という事実が、大事件だったのではないでしょうか。デニーロとパチーノが初めて共演、チバと照井がROSSO結成…など、喩えを考えようとしたがイイのが思い浮かばない。
そしてこの番組でのウド鈴木の破壊力には毎年驚かされる。

「セブン・イレブンの正体」
その名の通り、世界最大のコンビニチェーンであるセブン・イレブンの実態やら裏側やらタブーに迫ったノンフィクション本。著者の一人、古川琢也氏は、友人であり知人であり恩人であり、かつて「ホテル・ルワンダ」の日本公開を求めて共に奔走した同志であり(但し、ロッキンオンの古川琢也氏とは単なる同姓同名で別人)、そういう個人的な思い入れから読んでも感動的だし、そういうのを抜きにしても、この本で語られる‘正体’は相当に感動的(ココロを揺さぶられる、という意味で)。
ひとつだけ困ったのは、何度も本のなかで言及されるセブンイレブン・ジャパン会長の‘鈴木敏文’の文字が、普段自分がジブリと仕事をする機会が多いもので、‘鈴木敏夫’に見えてしまったこと。他意はありませんが。

『そして、私たちは愛に帰る』
久々に「ぴあ」を読んでいて何となく‘ピン’と来たので観に行く。
面白くて、完成度が高くて、イイ映画。少し大袈裟に言うならば「アモーレス・ペロス」を初めて観たときの気分を思い出した。

ほかに、この正月は「‘エロ詩吟’誕生以前のコンビとしての‘天津’について」「清原和博のタレントとしての底知れない才能について」などを考えたのだけど省略。

とりあえず2009年もあと361日しか無いので、一日一日を大切にしていきたいと思います。明日から会社の人、学校の人、バイトの人、共に頑張り過ぎないように頑張りましょう。今年もよろしく。
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by hotel_rwanda | 2009-01-04 20:49 | MOVIE
ようやく本日、仕事納めとなった。

で、職場の同僚井上クンに先日のレディオヘッド日本公演がWOWOWでオンエアされたやつを録画してもらったので、家のデッキで見ようとしたのだが再生できない…。ものすごくガッカリだ。
で、忘年会の予定があるわけでもなく、テレビで面白い年末特番があるわけでもないので、この喪失感を埋めるべく、とりあえずブログを書くことにする。

先日まで『ジェネラル・ルージュの凱旋』という映画の撮影の関係で10日ほど岐阜と名古屋にロケに行っており、おととい久々に東京に帰ってきた。で、同じ日、チケット取ったはいいものの時間的に行けるか微妙だった吉井和哉の年末恒例の武道館公演に、何とか間に合って観にいった。

書き出すとキリが無いので2点のみ。
・レディオヘッドの「クリープ」の日本語カバーに感動した。
・アンコールで吉井さんが「崖の上のポニョ」の‘フジモト’のコスプレで登場して、さっきまでバッキバキのロックンロールを演奏していたバンドと共に「崖の上のポニョ」の主題歌を歌った。振り返れば1年程まえ、発売直後の「ポニョ」のシングルを何枚もカバンに詰めて、映画の宣伝のためにマスコミ各社を駆けずり回った。今思えば信じられないことだが当時はマスコミの人からも「ポニョ?何それ?」という冷たい反応をよくされた。それが今や‘ポニョ年内で活動休止’がヤフーのトップニュースに挙るほどになっている。まさに隔世の感(一度この言葉を使いたかった)である。

で、脱線したが、吉井和哉がアンコールで‘ポニョ’を歌った、というのは2008年の締めくくりとしてはサイコウだった。自分への「お疲れ様」のように聞こえた。

というわけで2008年もあと1日と少しで終わる。
とりあえずは、数時間前にミクシィ日記に書いた「2008年映画ベスト10」を以下転載。

‘今日の気分’で選びます。それぞれの細かい感想などはブログの方を御参照くださいませ。(ちなみにポニョとバチスタは仕事でどっぷり関わってしまったので同じ土俵で評価できないので対象外)

<洋画> ①ノーカントリー ②イントゥ・ザ・ワイルド ③ゼア・ウィル・ビー・ブラッド ④ダークナイト ⑤スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師 ⑥ハプニング ⑦ミスト ⑧TOKYO! ⑨魔法にかけられて ⑩愛おしき隣人

①アノ空気砲?のズドンという音が最高。 ②バカと青春は紙一重。 ③ミルクシェイク! ④⑤こういうクラくてエグいけれどもエンタメ率が高い作品は貴重だ。 ⑥⑦こういうワケの分からない恐怖がワケの分からないまま終わる作品はサイコウだ。(でもクローバーフィールドはイマイチ) ⑧カラックス編が最高。理由は⑥⑦に同じ。 ⑨今年断トツ1番のデート映画。ひとりで見に行ったけど。 ⑩愛おしい映画だった。

<邦画> ①人のセックスを笑うな ②トウキョウソナタ ③ぐるりのこと ④アフタースクール ⑤実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 ⑥片腕マシンガール ⑦アキレスと亀 ⑧純喫茶磯辺 ⑨闇の子供たち ⑩接吻

①この監督のテンポが凄く好き ②今年唯一の怖くて、笑えて、泣ける映画 ③余韻が深かった。 ④最優秀脚本賞 ⑤役者として出たかった。役者じゃないけど。 ⑥TOKYO!のカラックス編に通ずる破壊力 ⑦内容よりも見るまでのワクワク感のみでランクイン。(去年も「監督・ばんざい!」でおんなじこと言ってたが…。) ⑧こういう映画が毎年1本ランクインしていて欲しい。 ⑨⑩8位まではすんなりと選べたのだけど、この2本は悩んだ末‘消去法’で。

っつうことで、多分明日考えたら多少違うラインナップになっていると思うが、ひとまずはこんな感じ。

というわけで2008年もあと1日と少しで終わる(2回目)。
清原引退試合、X JAPAN再結成ライブ、レディオヘッド4年ぶり日本公演、ライジングサンで浅井健一&中村達也がブランキー解散以来の「ガソリンの揺れ方」…などなどが昨日のことのように鮮明に思い出されますが、冷静に振り返ればあんまり‘自分絡み’で特別な出来事は無かった。引っ越しくらいかな。

で、2008年1月に再開したこのブログもまもなく1年を迎えます。
キリがいいのでこれで終わりにしようかとも思ったけど、まだまだ吐き出したいことがあるので来年も続けようと思います。

とりあえず、個人的にも世界的にも2008年は大変な1年でした。
いろいろ頑張った1年でした。まさか!という展開の多い1年でした。

来年は、30歳になります。
嵐の予感がします。
このまんまじゃ、終わらんぞ。
まだまだイロンナことが起こる気がするし、起こしたいと思う。

というわけで、ちょこちょこブログを覗いてくれていた方々、ありがとうございました。
来年もこんな感じでグダグダ続いていくかもしれないし、突然終わるかもしれません。ブログに限らず色んな事がね。
なにはともあれ健康第一で、来年もどうぞよろしく。良いお年を!
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by hotel_rwanda | 2008-12-30 21:44 | MOVIE
渋谷に向かう途中、山手線の車内で吊り輪につかまって立っていたら、目の前に女子高生2人組が座って、片方がすんげえ可愛かった。ああ、こ~ゆ~子はゼッテエ彼氏いるんだろうなあ、マックでコーラとポテトだけで3時間ぐらいダラダラしゃべてんのかなあ、ヤリまくってんのかなあ、バイトは何をしてんのかなあ…

ってなことを、銀杏BOYZ聞きながらその子をチラ見していたら、考えてしまった。

変態と誤解されると困るので、別にいつもそんなことを考えているわけではない、ということを強調しておきますが、ナゼこの日はそんなことを思い巡らせてしまったかというと「俺たちに明日はないッス」を見に行く途中だったからである。

‘童貞青春映画’という括りで比べるなら、去年の「グミ・チョコレート・パイン」よりも面白かったが、「童貞をプロデュース。」ほどではなかった。おそらくこれからもこの手の映画はついつい見に行ってしまうのだろう。

とはいえ、今回も「なんとなく」見に行ったわけで、最近は「凄く観たい」映画がどんどん少なくなっている。いや、自分の‘映画観たい欲’が低下していっているだけなのか。

そんななか、公開は来年2月と少し先だが、ひっさびさに猛烈に見たい映画が。遂に公式サイトが立ち上がった「ベンジャミン・バトン」

デビット・フィンチャー最新作。ブラッド・ピットとの黄金コンビ復活。
フィッツジェラルド原作、老人として生まれ、成長すると共に若返っていく男の数奇な人生。

「フォレスト・ガンプ」に代表されるように‘数奇な人生’として語られる映画が好きだ。それだけに「ベンジャミン~」の邦題に「数奇な人生」というそのまんまのサブタイトルがついてしまうのは逆にいかがなものかと思う。確かに原題(THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON)を訳そうとするとそうしたくなる気持ちも分からなくもないが、数十年後に「ベンジャミン・バトン」が傑作として振り返られるときに(そうなって欲しい)それは却って邪魔になるはずだ。おそらくは日本の観客向けに判りやすいように宣伝会社は今回のサブタイトルをつけたのだろうけど、それは同時に「想像力をかきたてる」ことを完全に放棄したことにもなる。個人的には今からでも間に合うのなら是非ともサブタイトルを外して欲しい。

というような、細かいことをグダグダ言ってしまうのは自分も映画宣伝を生業にしているからだな。我ながら嫌な傾向だ。そしてそんななか、明日も明後日も早朝5時起きで仕事だ。世間は3連休だっつうのに。「俺にも明日はない」ッス。
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by hotel_rwanda | 2008-11-22 20:24 | MOVIE
ついさっきもミクシィ日記を書いたのだけど、あっちには近況報告的に、親や同僚には知られたくないようなテンションと内容(逆に言うと未だにブログは身内や同僚に万が一読まれることを恐れている)を綴っており、一方こちらのブログは「足あと」や「1件の日記に対してコメントがあります!」のアナウンスを気にせずに好き勝手に世界へ向けて、宇宙へ向けて、独り言を垂れ流すことを目指し…ているわけではないけど、まあ基本的にミクシィ以上のボリュームと頻度で「日々のこと」と「見た映画のこと」をごちゃまぜにして書いていこう、と2008年の正月に思い立ち、もうすぐ1年が経つ。

が、最近ミクシィ日記とブログの区別がつかなくなってきた。

ひとまず俺が認識している限りでは、ミクシィに参加していない約3名の方が「水木雄太」の近況を知る手段としてこのブログをチェックして頂いているようなので、その3名の方々のために以下、さっき書いた「ミクシィ日記」の一部を転載。

と思って一部をコピペしてみたのだけど、読み返すと「これ、万が一会社の人とか‘関係各社’の人に見られると気まずいな」と思ってしまったのでやっぱり削除。まあ99.99%そんなことは無いと思うのだけどね。でもこないだ「まさかこの人が!?」という人に「ちょくちょく読んでます」と言われたこともあったので。まあ、それはそれで嬉しいのだけど。
ちなみに削除した文章のなかには「愚痴るなら とことん愚痴れ ミクシィで」という一句が含まれていたことだけは、ココにも記しておこうと思う。

と、あやうく本題に触れないまま終わってしまうところだった。

近年稀に見るインターバルの長さで映画館から足が遠のいていた今日この頃だったが、半ば自分のケツを叩くように「何か見なければ」と思い『ヤング@ハート』を見に行った。久々に映画観て涙した。
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by hotel_rwanda | 2008-11-18 00:26 | MOVIE
レディオヘッドとか清原とか中村達也とか、映画以上にデッカイ出来事が続いていたので後回しになっていたけれど、「トウキョウソナタ」以降も一応ちょこちょこと映画を観ていたので手短に感想らしきものをまとめて書いておこうと思う。

『闇の子供たち』@新宿ミラノ 
ウワサには聞いていたけれど確かにヘビーだった。
賛否両論?の主人公のオチ(過去)については、「衝撃」を求めてこの映画を観に来るお客さん達(実際この夏はそんなお客さんで劇場が溢れかえったらしい)をも告発する意味で、ああいう形にしたのでしょう。でもなあ、もうちょっと他の手はあったのではなかろうか。いずれにしても数少ない「見るべき映画」だった。

『ウォンテッド』@新宿ピカデリー
リニューアルした新宿ピカデリーで初めて映画を観る。久々のシネコン。混雑していたために‘通路側’の席を確保できず、両サイドをカップルに挟まれて鑑賞。そして悲劇は起きた。映画の半分過ぎたあたりから猛烈に尿意を催す。こういう事態に備えて普段は(途中でトイレに行けるように)通路側の席に座るのに、手荷物を席の前にたくさん置いているカップルの前を上映中に横切るのは気分的にも物理的にもほぼ不可能。もう映画の内容なんて途中からどうでもよくなって、はよ終わってくれ、としか考えていなかった。ようやくエンドロールに入って、慌てて席を離れようとしたら隣の女性の足を思いっきり踏んでしまった。だからシネコンは嫌だ。

『TOKYO!』@渋谷シネ・アミューズ
ポン・ジュノ、ミシェル・ゴンドリー、レオス・カラックス、3人の鬼才による東京を舞台にしたオムニバス。レオス・カラックスの「メルド」が素晴らしかった。今年邦画で一番ダイナミックな作品は『片腕マシンガール』だったと思うけど、洋画では断トツでコレ。映画でもライブでも、あまりにもぶっ飛んだモンを観ると驚きを超えて笑えてくることがあるが、どちらもそんな映画だった。理屈や説明を吹っ飛ばすエネルギーに満ち溢れている。ぶっ飛び過ぎてて、ジュノとゴンドリーの作品が‘ごくフツー’に見えた。

未だに『イントゥ・ザ・ワイルド』『トウキョウソナタ』の余韻が抜けない。そのせいか最近あんまり映画を観ていない。でもようやく正しいペースになったのかもしれない。

ということで何事も無かったかのようにここ一ケ月ほどに観た映画について書きましたが、これが新しい部屋で記すブログ、一発目。
せっかく大袈裟に「引っ越し前最後」のブログを書いたので、一応「一発目」として、それらしいことを書いておこうと思います。

今の部屋に引っ越してきてはや10日が過ぎた。

入居2日目に、オートロックにも関わらず鍵置いたまま外に出てしまって我が家へ不法侵入。一人暮らし10年目にして初めてベッドを買ったのだけど配置に猛烈にアタマを悩ます。自分の身長くらいのCDラックを買ったのだが、転倒防止のネジやら何やらがウマイこといかず地震(で倒れるの)が怖くて仕方が無い。長年使っている洗濯機のホースが蛇口にうまいことハマらず噴水状態で洗濯できない。

などなど問題は山積み。であるが、やっぱり新しい部屋というのはココロが洗われる。
今まで住んできた部屋は1Fばかりだったけど、今回は6Fで、ベランダから都庁とか東京タワーが見える。昔から「夜景見ながら好きな曲聞いてしみじみ」というのに憧れていて、それができるのはイイのだが、勢い余ってそこに「タバコ吸いつつ」というのまでくっついてきてしまった。引越を機に今度こそ完全に禁煙するつもりだったのに。

ちなみに「引越直後のベランダから夜景見ながら聞く曲」、いろいろ試してみたがブルーハーツの「1001のバイオリン」が断トツでNO1だった。(こんな歌詞
ストリングスのアレンジ、切なさと力強さ、何かが終わりつつも何かが始まりそうな感じ。
どれも今の気分にピッタリ。新しい部屋でも「おもしろいことをたくさんしたい」と思う。
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by hotel_rwanda | 2008-11-06 00:08 | MOVIE