エイガミタイナマイニチ
2010-05-30T20:00:32+09:00
hotel_rwanda
ミズキユウタ30歳による、映画や音楽やお笑い芸人やその他イロイロについて思ったことと&何気ない日常を綴るブログです。
Excite Blog
第三部
http://rwanda.exblog.jp/12724881/
2010-05-30T20:00:31+09:00
2010-05-30T20:00:32+09:00
2010-05-30T20:00:32+09:00
hotel_rwanda
DAYS
心機一転、livedoorのブログに変えてみました。
http://blog.livedoor.jp/lifelikefilm/
といいつつ直ぐにまたやめるかもしれんけどね。
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第二部、終了
http://rwanda.exblog.jp/10602521/
2009-07-12T22:51:55+09:00
2009-07-12T22:51:54+09:00
2009-07-12T22:51:54+09:00
hotel_rwanda
DAYS
当面の間、ブログ書くのをやめることにしました。
ひょっとすると1週間後くらいに何事もなかったかのように更新してるかもしれないし、1カ月後かもしれないし、1年後かもしれないし、そこらへんは自分でもよく分りませんが、このブログでミズキユウタの近況をなんとなく気にしてくれていた方々、今までありがとうございました。
ちなみに別に何かネガティブな理由があるわけではありません(どっちかっつうと逆)なので、ご心配なく。ではでは。
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おと・な・り、マン・オン・ワイヤー、レスラー
http://rwanda.exblog.jp/10559423/
2009-07-05T23:32:00+09:00
2009-07-05T23:35:33+09:00
2009-07-05T23:32:35+09:00
hotel_rwanda
MOVIE
なので、そこで「んなことありえへんやろ!」と思ってしまうか、それとも「んなことがあったらエエなあ」と思うかで、この映画への評価は変わるかと思う。自分の場合は途中まではずっと前者だったのだが土壇場で後者になった。俺の真横に座った20代中盤と思われるカップルがお互いに敬語で会話しているのが、上映開始まで凄く気になった。一体この人たちはどんな関係なんだろうか。
【何の接点も無いように見える30歳の男性と女性が主人公で、それぞれが孤独を抱えながらも日々を不器用に生きていく様子が交互に描かれ、物語が進むにつれて、運命的にその男女が繋がっていることが明かされる…】
「おと・な・り」を説明するならそんなところだと思うが、これはそっくりそのまま村上春樹の「1Q84」にもあてはまる。ということに「おと・な・り」を半分くらいまで見て気付いた。ちなみに「1Q84」は「BOOK2」の残り3分の1くらいまで読んだ。いよいよクライマックス。
それにしてもどこもかしこも「1Q84」だ。特に電車の中。車両に最低一人は「1Q84」を読んでいる人がいる。何せ自分も読んでいる真っ最中だから、カバーをつけていても分かる。カバーとハードカバーの隙間の装丁の色とか、ページの隅っこにチラっと見える「青豆」「天吾」という文字で。昨日なんか両隣&目の前の吊り輪に捕まった人、3人の「1Q84」読者に囲まれた。禿げたオッサン、OL、フリーター。
最近見た映画。
「マン・オン・ワイヤー」
ワールド・トレード・センターを頂点として、世界各地で‘綱渡り’をすることに文字通り命をかけた男(とその仲間)の物語。事実に基づいたドキュメンタリー。前半ウトウトしたが、後半はスクリーンに釘付け。
「何故そんな狂ったことをするのか?」の問いに答える主人公のセリフに、涙腺が少し緩んだ。マイケル・ナイマンの音楽が例によって素晴らしく、「マイケル・ナイマンの音楽×無謀な夢に挑む男の物語」として「ガタカ」を思い出した。
「レスラー」
大傑作まではいかないが、傑作。それにしても未だに謎なのは「王様のブランチ」でLiLiCoが生放送中にこの映画を泣きながら激賞して紹介していたこと。確かに素晴らしい作品だと思うのだけど、何がそんなに彼女の心を打ったのだろうか。
このあいだのテレビブロスの特集記事「ああ気持ち悪い!他人のブログ」は素晴らしかった。そしてそれにつられて「ウェブはバカと暇人のもの」という本を買って、読み始めた。
で、もうブログやめようかなあ、と思った。
が、思い直して、もう少しだけ書いてみることにしました。
そんなこんなで2009年後半戦、よろしくお願いします。
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ありあまる富
http://rwanda.exblog.jp/10506938/
2009-06-27T00:40:00+09:00
2009-07-05T23:24:37+09:00
2009-06-27T00:40:10+09:00
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MUSIC
宮本輝の「流転の海」を読んだ。すげえ面白かった。
その「流転の海」を読んだきっかけは、『ジェネラル・ルージュの凱旋』の取材で中村監督がオススメ本として挙げていたからで、その中村監督の最新作『ゴールデンスランバー』をまたまた宣伝担当させて頂くことになった。現在オール仙台ロケで撮影中。というわけで、最近は週1ペースで仙台に通っている。仙台に行くと、学生時代に東京から札幌までチャリで行ったときに、仙台駅で野宿したことを思い出す。
ようやく「流転の海」を読み終わったので、ようやく村上春樹の「1Q84」にとりかかる。とりあえず「book1」まで読んだ。さすが、新しいようで集大成のようで、とりあえず理屈抜きでとにかく面白い。個人的には39ページの16行目~18行目の言葉だけで、定価の1800円の2倍くらいの価値と意味があった。
椎名林檎の‘椎名林檎名義で6年ぶりのアルバム’「三文ゴシップ」が遂に発売された。のだけど、ようやく今日買ったのでまだ全然聞けていない。で最近は、先行シングル(のようだけどアルバム未収録の)「ありあまる冨」ばっかり聞いている。
ソロ椎名林檎といえば「幸福論」「歌舞伎町の女王」「ここでキスして」「本能」「ギブス」など代表曲は全部そうだが、ひたすら歌詞中で「アタシ(わたし)」が連呼されていたのだけども、「ありあまる冨」には歌詞に「アタシ」も「私」も「僕」も一切無い。「僕ら」という言葉は数回登場するが、「アタシ」や「僕」の代わりに、何度も「君」という言葉が繰り返されている。
30歳になるっつうのはそういうことなのかなあ、と同い年として、デビューから追っかけ続けている身として、しみじみ思う。
なんてことを思いながら歌舞伎町の近くを歩いていたら、数年前にすげえ好きだった子と、数年振りにすれ違った。なんつうか「大人な女性メイク」をしていて、ちょっとびっくりした。が、自分が30歳っつうことは、向こうもそれ相応の年齢なんだもんなあ、とやっぱりしみじみした。
話は戻りますが「三文ゴシップ」には「労働者」という曲が収録されているのだけど、この歌詞には30歳の社会人男女なら聞き流せない言葉の数々があると思います。
明日も仙台。
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失われた週末
http://rwanda.exblog.jp/10430943/
2009-06-14T22:01:00+09:00
2009-06-14T22:14:15+09:00
2009-06-14T22:01:38+09:00
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未分類
ようやくパソコンを買ったのでi-podのデータを移し替えようとしたら数百曲分のデータが全部消えてしまった。またまた愕然とした。「取り返しのつかない過ち」をしてしまった気分。数時間前の出来事だがまだ立ち直れていない。
この週末は仕事をしているんだか休みなんだかよく分らない2日間だった。
二か月前に「クローズZERO2」の前売りを買ったはいいものの未だに見に行っていなくて、ホントは「マン・オン・ワイヤー」か「おとなり」か「レスラー」のほうが見たかったのだけど、今日を逃すと前売り券が無駄になるので、テンション低めで「クローズZERO2」を見に行った。そしたら前売り券が無くても「TOHOシネマズサービスデー」とかで1000円均一だったらしく、さらにテンションが低くなった。
映画の方はというと、三浦春馬が凄くカッコよかった。30歳のオトコからみてもそう思ってしまうのだから、30歳の女性からしたらいったいどんな感覚になるのだろう、と思った。
そして帰り道、堀北真希(の駅にあるドコモの看板)を見てその可愛さに目を奪われ、ああ、(30オンナが三浦春馬を見て思うのは)こんな感覚に近いのかもしれんなあ、と思った。
そんなこんなで何だか煮え切らない週末でした。
今週は先週よりもイイ一週間でありますように。]]>
7年振りに
http://rwanda.exblog.jp/10408379/
2009-06-11T00:03:00+09:00
2009-06-11T00:13:25+09:00
2009-06-11T00:03:17+09:00
hotel_rwanda
DAYS
更にその数日後、同じ週に村上春樹の久々の新作「1Q84」が発売された。
これは自分にとっては「盆と正月が同時に来た」くらいに凄いことだった。
が、あれから2週間を経て、両方とも買ったけどまだ1ページも読んでいない。
それ以前に、GW明けくらいから読み始めている宮本輝の「流転の海」が読み終わっていない。というか、ここんところそもそも本をゆっくり読む時間自体が無かった。
とりあえずこの二ヶ月ほど1日も休みが無く働いているのは事実。でもそれを忙しいとは言わない。なぜならブログで忙しさをアピールするのほどダサいことはないので。(ってこう書いている時点で、そう言っちゃってることになるのかな。)
ある日、偶然見たテレビのトーク番組で瑛太が「この2年間休みが無い」と言っていた。(‘忙しい’とは言ってなかった。)‘打倒瑛太’を掲げる僕なので、二ヶ月休みが無いくらいたいしたことないぜ!と思っていたら、その数日後、瑛太さんが過労で倒れられました。
倒れない程度にがんばろうと思う。
前回の日記で書いた映画「ハゲタカ」ですが、おかげさまでこのあいだの土曜日から公開され、宣伝担当者として恥ずかしくない程度のヒットになりそうです。見に行ってくれた方、ありがとう。
ちなみに「水木雄太宣伝作品最新作!」は「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」という作品です。なんとなくミズキユウタの仕事模様を気にかけてくれている友人・知人たち、こちらもどうぞ宜しくです。
ここんところ、推測や妄想や不安ではなく、事実としてこのブログを我が肉親や仕事関係者が読んでいることを証明する発言が幾つか目撃されています。
それはそれで動揺は隠せない自分ですが、ここはひとつ「肉を切らせて骨を・・・」というか、「ええい、どうせならオールオアナッシングだ!」というか、逆転の発想でこのブログの存在を知らなかった会社の同僚、仕事関係の何人かに敢えて更に「ブログやってます!見てね!」と言ってみました。
やっぱこうやって「ブログ」っていう場で書いている以上は、肉親だろうが会社の人だろうが、一人でも多くの人に読んでもらいたくて書いているのでね。
「ブログ書いていることを秘密にしたい」「特定の人にだけにしかブログやってることを言わない」なんて人はミクシィやるか、テメエの日記帳に書けばいいのに、と思う。
なんてエラそうなことを言っている自分ですが、
そうはいってもアノことや例の件についてはミクシィに書いていこうと思う次第です。
話は変わりますが、
エレファントカシマシ「昇れる太陽」、曽我部恵一BAND「ハピネス!」
ともに相当に期待はしていたけれど、その期待以上に素晴らしい。
各々の前作「STARTING OVER」「キラキラ!」も、
新鮮さと興奮が未だに消えないまま今も聞いているだけに、「もうちょっと待ってよ」というのが正直なところだが、そうはいってもソカバンの「永い夜」などを聞くと、
ほんとにもう、まだまだ音楽は、ロックは、人生は、捨てたもんじゃないなあ、
と思って、また明日もがんばろうという気になる。
久々に曲を聴いて泣いた。
このアルバム2枚で、当分CDは買わなくて良さそうだ。
と思ったのもつかの間、昨日はくるりの「魂のゆくえ」を買った。そして近々今度は椎名林檎の新作が出る。
今日は今年初めて定時に仕事を終えて、早々に帰宅。
昨日ついに7年振りに新しいパソコンを買ったのでセッティングをするつもりだったのだけど、「まずその前に部屋の片づけを!」と思って片付けを始めたら、それだけで数時間過ぎてしまいました。
なので今日はセッティングは諦めた。
そしてPCセッティングの代わりに、同僚に借りた漫画「ソラニン」を読んだ。
これまた泣いた。人間疲れが溜まると涙腺がゆるくなりますね。
やっぱバンドがしたいなあ、と思った。
「バンドがしたい」と思いながらバンドができないことよりも、
いつか「バンドがしたい」という気持ち自体が消えてしまうことのほうが、悲しいし、怖い。「いつか映画撮りたい」「いつか小説書きたい」「いつか結婚したい」も、然り。
バンドといえば、このあいだ信じられない人から「バンドやろうぜ」と誘われた。
それが酒の場の冗談にせよ、実現の可能性が低いにせよ、
あの瞬間だけでこの先しばらく生きていけるなあ、と思った。
というわけで、7年間付き合ったパソコンで書く日記は多分これが最後。
そういえば村上春樹の新作も7年振り。そんな些細なことにも‘意味’を感じる、感じたいのが村上ファン。(‘ハルキスト’とは言いたくない。)
追伸 妹よ、誕生日おめでとう。
先日「誕生日にバースデーメールを携帯で送るの反対運動」の会長に就任してしまったので、メールできませんでした。なので代わりにココで言っておきます。おめでとう。
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ハゲタカ
http://rwanda.exblog.jp/10302818/
2009-05-24T21:59:00+09:00
2009-05-24T22:52:40+09:00
2009-05-24T21:59:39+09:00
hotel_rwanda
MOVIE
というような気分は多くの方が味わったことがあるかと思います。
と、「言い訳」&「前置き」を踏まえ、
ただいまミズキユウタは6月6日より公開となる『ハゲタカ』という映画の宣伝のオシゴトをやっています。
映画の宣伝マンというのは、内容が非常に多岐にわたる所謂「なんでも屋」なので、
なかには「やっつけ仕事」もあれば「やりがい仕事」もあり、「やらされ仕事」もあれば「逆にこっちがお金払ってでもやりたい仕事」もあり、「誰かのためにやる仕事」もあれば「ただ自分のためだけにやる仕事」もあり、「くだらん仕事」もあれば「超おもしれー仕事」もある、
そんなグチャグチャな任務です。
で、『ハゲタカ』の宣伝に伴い、TBSの深夜番組で「私の10のルール」というドキュメンタリー番組で映画の主演の大森南朋さんに密着する、という企画を番組のディレクターさんと相談しながらやりまして、その模様が今度の火曜日深夜にオンエアとなります。
映画の宣伝といっても、上に書いたようにイロイロあるのだけど、この「10のルール」は、とても「やりがい仕事」であり自分にとってここ数ヶ月の仕事の中で一番「思い入れのある仕事」になりました。
なもんで、あさって5月26日24時半から放送なので、その時間ご在宅の方は見てもらえるとうれしいです。
ミズキもチラっと写っているかもしれません。
そんでもって映画に興味を持ってもらえたら「ハゲタカ」の方も見てもらえると更にうれしいです。
と、ここまで読んだ方は、本日のブログの最初の一文を最後にもう一回読むように。
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8年目の悲劇
http://rwanda.exblog.jp/10260401/
2009-05-17T23:50:00+09:00
2009-05-18T08:08:58+09:00
2009-05-17T23:50:07+09:00
hotel_rwanda
DAYS
で、「電源が入らず、ウィンドウズが立ち上がらない」という状況から脱するために、「パソコンを買ったときの状態にする」という最後の手段に訴え、結果、電源こそ入ってこうしてネットにつながる環境までには回復したのだけど、ありとあらゆるデータが消えた。
学生時代からチョビチョビ書き続けていた未完の「半自伝的青春大河小説」の原稿も、これまた何となくチョビチョビ保存しているうちに結構な数になっていた磯山さやかと川村ゆきえのセクシー画像も、「ホテル・ルワンダ」署名運動~日本公開までの苦闘の歴史である大量のメールのやり取りも、5年位前に一部の友人に向けて送りつけていた「水木雄太セキララ映画日記」のデータも、ぜ~んぶ消えた。
これは相当ショッキングなことだったが、30歳にもなったことだし、いろんなことを「ゼロからやり直す」という意味では、かえって良かったのかもしれない。
とはいえ、
いま現在もパソコンが完全復帰したわけではなく、何故か音が出ない。
ミクシィにログインしてもバグッたような画面になる。
i-tunesが凄く古いバージョンになってしまって、今のi-podと接続できない。
「WORD」と「EXCEL」が行方不明。
「outlook」のメールもデスクトップから消えて、どこから繋げばよいのかわからない。
などなど壊滅的状態。
いい加減PC買い換えろ、ってことなのか。
とも思うのだけど、のんびりビッグカメラ行って新しいPC探したり、買ったとしてもセッティングしている余裕が無い。困ったもんです。
そういえば、知らぬ間にこんなところに自分が映っていました。
そんなわけで、公開日の6月6日までは慌しい日々が続きます。
でも数年前に公約として(自分自身に)掲げた「働いた分だけ遊ぶ」というマニフェストは忘れていません。
なので、友人・知人の皆様、なんか面白いことあったら誘ってください。]]>
衝撃×3
http://rwanda.exblog.jp/10173908/
2009-05-04T16:15:00+09:00
2009-05-04T16:23:53+09:00
2009-05-04T16:15:40+09:00
hotel_rwanda
MOVIE
「10連休」以上だった人にはGW終盤戦。
そんな5月4日(月)、午後3時半、会社でコレを書いてます。
おとといから家のパソコンの調子が悪くて電源が入らなくなったので、ブログを書くために会社に来ました。
というのはウソで、今日も「いつもの月曜日」と同じように、朝9時に出社。
人もまばらなオフィスで、朝からダラダラと仕事をしています。
そんなわけで、例年通りに全然「ゴールデン」じゃないウィークが過ぎようとしていますが、衝撃的なことが3つありました。仕事の合間ではありますが家に帰ってもパソコン使えないので、今のうちに順を追って書いていこうと思います。
「チェイサー」
実話を元に韓国で大ヒットしたサスペンス。デリヘルの元締めをしている主人公(元刑事)と、連続殺人鬼の攻防を描く、タイトル通りの「追跡劇」。ストーリー自体は目新しいものではないのに、役者と演出の凄まじいテンションで、1秒たりともスクリーンから目が離せない。と同時に、随所に映画館から出て行きたくなるような恐ろしさもあり。とにかく衝撃。久しぶりにパンフレットを買ってしまった。「‘映画’が好き」な人は絶対見るべき1本だと思う。公式サイトに寄せられた錚々たる顔ぶれのコメントが何よりもこの映画の凄さを物語っている。見終わったあと映画館を出て、新宿歌舞伎町の景色がいつもと違って見えた。そんな気分になるのも久々。
「グラン・トリノ」
「宗教or国籍or文化の壁を越えて、血縁関係の無いアカの他人であった老人と少年が、衝突を繰り返しながらも、やがて心を通わせる感動のドラマ」
というプロットで説明できる映画は、これまで製作されたもの、これから製作されるであろうものも含めて数百本はあると思う。そしてそのジャンルの頂点に立つのがこの「グラン・トリノ」であり、というかジャンルを問わず、今年のナンバー1は当確。去年の洋画マイベストであった「ノーカントリー」よりも良かったので、この2年間のトップ1ということになります。何がそんなに良かったのか、と問われたならば「イーストウッドが素晴らし過ぎる」としか言いようがない。役者としても監督しても。映画を見てこんなに泣くことができるとはね。上映期間中は毎日でも見たい。
プロットだけを考えれば「スラムドッグ$ミリオネア」の方が面白いのだろうけど、ストーリーだけ注目すればありきたりな「チェイサー」と「グラン・トリノ」の方が見応えは数倍あった。だから映画は面白い。
「5月2日」
1998年5月2日にhideが死んで以来、毎年5月2日は追悼の意味を込めてhideの曲を聞いている。そして早いもんで11年が経った。で、今年も「5月2日」が終わろうとしていたそのとき、衝撃的なニュースを知った。清志郎が死んだ。むっちゃくちゃファン、というわけでも無かったのに、むっちゃくちゃ悲しい。「忌野清志郎、死去」というニュースを見ても実感が無い。何度か夏フェスで見た清志郎のステージは、本当に素晴らしかった。一度でもワンマンライブに行っておくべきだった。
彼の曲は代表曲くらいしか知らないけれど、ここ数年の「がん告白」と「がん再発」の際のメッセージは今でも鮮明に覚えている。(確認しようと思って公式サイトを見ようと思ったが、アクセス殺到なのか繋がらない。)
「こんぐらいのことは予想していた」「全然ヘコんでないから」「ブルースはまだまだ続いているというわけだ」「もう一度言おう、夢を忘れずに」などなど。
友達にも何人かいるけれど清志郎の熱狂的なファン(特に女の子)は、真っ直ぐで、優しくて、熱いヤツらが多い。それはつまり清志郎がそういう人だったということなのでしょう。
以上、休日出勤の仕事の合間に書く日記、終わり。
さあ、仕事だ。
追伸。
誰か「パソコンの電源を入れてもウィンドウズが立ち上がらない」ときの対処法ご存知の方、教えてください。
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「勝手に生きろ!」byチャールズ・ブコウスキー
http://rwanda.exblog.jp/10145590/
2009-04-29T22:37:00+09:00
2009-04-29T22:44:45+09:00
2009-04-29T22:37:41+09:00
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BOOKS
(以上、チャールズ・ブコウスキー「勝手に生きろ!」より抜粋)
っつうことで、2年前の夏に『酔いどれ詩人になるまえに』という映画が公開されたときに買った、その映画の原作「勝手に生きろ!」を、いまさら読みました。
買ったはいいものの、読まずにホッタラカシで行方不明になってたその文庫本が、たまたま去年の秋の引っ越しの拍子に出てきて、「これは読まねば」と思って通勤用のカバンに入れながら、その間「ゴールデンスランバー」読んだり「漫画ブーム」が訪れたりして、またしてもホッタラカシになっていたのだけど、一ヶ月くらい前からチョビチョビ読み始めて、ようやく読了。
物語全体が全部で90個ぐらいの短いパートに分かれているので、通勤中のちょっとした時間に読むのに凄く合っていた。そして何よりも、「社会」「労働」に対して馴染むことができずに職を転々とする20才の作家志望の酒呑みが主人公、っつうのが満員電車に揺られて会社を行き来するシチュエーションで読むのに何よりもハマる。
それにしてもミクシィと違ってブログだと青臭いことをダラダラと垂れ流して書いてしまうのはナゼでしょうね。
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漫画「モテキ」について
http://rwanda.exblog.jp/10134121/
2009-04-28T01:11:00+09:00
2009-04-28T06:25:14+09:00
2009-04-28T01:12:05+09:00
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BOOKS
その直球ど真ん中なタイトルがアタマの片隅に残って気になっていた矢先、愛読しているモバイルブロスの「真実一郎コラム」で、真実さんが「モテキ」を絶賛していたので、慌てて購入。
漫画「モテキ」とは…
「『モテキ』の主人公である藤本は、恋愛経験ゼロで派遣社員で眼鏡でブロガーの29歳。貯金も夢もなければ彼女もいない、そんな漆黒の20代を終えようとしていたある日、知り合いの女性たちから次々に連絡がくる。モテ期の到来だ。」(以上、真実さんのコラムより勝手に抜粋)。
と言っても、モテてモテてヤリまくるイケイケ漫画ではなく、むしろその逆。
色んな女の子から連絡が来て‘デート’をしているにもかかわらず、三十路目前ゆえ、もはや恋愛への(つーか‘彼女’という存在への)諦念と憧れがゴチャ混ぜになって発酵して収拾つかなくなっている29歳が、‘男子’から‘男性’へと成長(堕落)していくサマを、情けなく、醜く、そして美しく描いた漫画(たぶん)。
この主人公のモデルはまるでオレだ!
と思ってしまう30歳前後の「男子」はきっと自分だけではなく大勢いることでしょう。
こうして熱く語っている俺自身、別に‘恋愛経験ゼロ’ではないし、‘突然知り合いの女性たちから次々に連絡がくる’ような状況に陥ったことはいまだかつて無いけれども、漫画の中で描かれるエピソードの一つ一つが、ことごとくストライク。
更に、単なる男目線の「誰もが経験してきた苦い思い出(あるあるネタ)」に留まらず、登場する女の子によるダメ男の分析、女の子側の心理描写が秀逸。(なぜなら原作者が女性だから!単行本の「あとがき」で初めてそれを知って衝撃。)そんな点もこの漫画が凡百の‘草食系男子漫画’(そんなものは一冊も読んだことはありませんが)と一線を画する理由かもしれません。
もし今、ハタチの悶々としている自分に何かしら漫画と映画を勧めるならば、この「モテキ」と映画『童貞をプロデュース』を、「必ず読め、見ろ!」と力説したい。それによって20代後半の「恋愛経験」はだいぶ違ったもんになっている気がする。
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4月18日~25日
http://rwanda.exblog.jp/10121021/
2009-04-26T00:33:00+09:00
2009-04-26T10:01:29+09:00
2009-04-26T00:34:46+09:00
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DAYS
4月18日(土)
仕事に行くか、休みにしようかさんざん迷った挙句、休日に。今更誰かと約束するのも面倒なので、っつうか当日に誰かを誘うような気分でもなく、とりあえずアテもなく渋谷へ。18時。
特に映画を観るつもりはなかったのだけど、何となくシネセゾン渋谷の前で一人で佇んでいたら、カップルに話しかけられた。曰く、この日から公開となった「スラムドッグ$ミリオネア」の前売券を買って劇場に来たものの、18時の回が満席で観られず、「前売り券がムダになってしまいそうなので、1,500円の前売り券1枚を1000円で買い取ってくれませんか?」とのこと。土曜の夜に一人で映画館の前でボケッとしている俺の姿から「コイツならきっといずれ「スラムドッグ~」を観にいくだろう」と判断がなされた模様。
前売券だから他の日でも使えるだろうに、と思いながらも、まあこれもなんかの縁かなあ、と思って、その地味なカップルから前売りを1000円で購入。そしてせっかくなので、直ぐにその日のレイトショーを観ることにする。映画の満足度は、多分今年の(マイ)年間トップ10洋画部門の6位か7位くらいに入りそうな出来。久々に「トレインスポッティング」を観たくなった。
4月19日(日)
さいたまスーパーアリーナにMR.CHILDRENのライブを観にいく。
「車の中でかくれてキスをしよう」という15年以上前の曲を演奏した直後に、現時点での一応最新シングルである「HANABI」を演奏する、という流れがあり、まるでその2曲が同じアルバムに収録されていても全く不思議ではないような繋がり方だった。見事だった。
4月20日(月)~24日(金)
仕事。なんだかだんだんまた忙しくなってきた。
そんななか、久々に飲み会に。その飲み会の場に居た人はきっとこのブログを読んでいないだろうから言ってしまいますけど、俺は別に酔っ払ってあんなテンションだったわけではないですよ。いつもあんなテンションでいたいのだけど、それだと‘困った奴’になってしまうので、敢えて‘酒の勢い’を借りたフリをしていたんですわ。
とここまで自分で書いて、こんなことを言ってる、書いてる奴とはゼッテエ一緒に酒を飲みたくないなあ、と我ながら思ってしまった。でも書いてしまったもんはしょうがない。
4月2×日
伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」読了。
面白かった。‘ページをめくる手が止まらない’というのはまさにこのことだと思う。ところで、伊坂作品を読んでいるときの‘楽しさ’と、村上春樹や古川日出男の作品を読んでいるときの‘楽しさ’はタイプが違う。伊坂作品の場合は「何が起こるのか」に期待して読んでいる。村上作品、古川作品の場合は「どう描かれているのか」に期待して読んでいる。
4月25日(土)
当時29歳の村上春樹が4月のある日、神宮球場でヤクルト戦を見ていたときに、突然「小説を書いてみよう」と閃いてデビュー作「風の歌を聴け」を書きはじめたのは有名な話だ。
今日、新宿パルコに漫画「モテキ」(コノ漫画については、400字くらい書きたいことがある。ので、気が変わらなければ後日ゆっくりと語りたい。もとい、書きたい。
アッキー、教えてくれてありがとう。たまたま最近別の所でも熱烈にコノ漫画が推薦されているのを目にして、これは何かの啓示かと思って読むことにしました)を買いに行った際、5Fのトイレでクソをしているときに「明日から小説書こうかな」と閃いた。
実際、そんな「閃き」は毎年3~4回訪れる。それが4~5年は続いている。そしてその閃きが「行動」に結びついた跡は無い。学生時代に書き始めた「水木雄太処女作、未完の自伝的長編小説」は、このパソコンのデスクトップに保存したまま、数年間全く更新されていない。
が、村上春樹が「29歳の春、神宮球場で野球を見ながら」だったのなら、水木雄太は「30歳の春、新宿パルコでクソをしながら」でもいいのではないかと思う。そしてこんなブログを書いている限り、相変わらず単なる‘閃き’のまま、デスクトップのソレが更新されることはないだろうと思う。つーか、ソレに手を出すのが怖くて、ブログを書いているのかもしれない。
はやく「ブログ書くことに全く関心が無い人種」になりたい。
そのために、もうしばらくブログを書く。
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禁煙、草食系、おっぱいバレー
http://rwanda.exblog.jp/10057879/
2009-04-15T23:58:00+09:00
2009-04-29T22:50:56+09:00
2009-04-15T23:59:38+09:00
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DAYS
もう「毎日更新」とも「ほぼ毎日」とも言いません。
お母さん、メールの返事もロクにしてないのに、ブログなんぞ書いてすいません。
仕事また忙しくなってきましたがアタマに来るほど元気です。
ということで、ザ・近況、です。
【禁煙】
エイプリルフールに禁煙を決意して約2週間、1本も煙草を吸ってない。今度こそホンモノな気がする。我慢している感覚が無い。
【花見にて】
「草食系男子」という言葉が独り歩きしている感のある今日この頃、「草食系だよね」と指摘されることも少なくない。そんなときは、「オレは雑食系ですよ」と言い返してやるのだ。
ってなことを友人が語っていて、超同感。そんなことより自分は何系でもいいので‘肉食系女子’に会ってみたい。
【略してOPV】
来週公開の「おっぱいバレー」、「主人公の女教師が生徒に‘おっぱい’を見せる」というのは‘物語上’は、有り得るのかもしれないし、それこそ映画を観てみないと分からない。
けれども「綾瀬はるかが‘おっぱい’を見せる」というのが‘現実的’には、200%有り得ない、ということは、映画を観に行かなくても無意識のうちに大人達は気付いてしまっている。たとえば、小6くらいの男子だったら、「ひょっとしたらマジで映画の中で綾瀬はるかのおっぱいが観られるかもしれない」と思っているのだろうか。
もし、そんな小学生が「現実」に打ちのめされている場面に遭遇することがあったら(それこそそんな機会200%有り得ないけど)、「池脇千鶴in『ジョゼ虎』」もしくは「星野真理in『さよならみどりちゃん』」を勧めてあげようではありませんか、成人男子の皆さん。そしてそんな小6魂を胸に抱きつつ、「おっぱいバレー」を見に行こう。
【ソフトバンクvsドコモ】
今まで‘上戸彩ファン’を公言して憚らなかったオレですが、最近は「掘北>上戸」になってきました。松本亀吉の言葉(fromクイックジャパン最新号)の借りるなら、
「今の掘北の可愛さは誰にも止めることができない」。
なんか、どうでもいいことばっか書き連ねてしまいました。
こんなのがブログのトップにあがってると恥ずかしいですが、
おそらくあと3、4日経てば「ミスチルのライブ観戦興奮日記」がアップされることと思います。
それも恥ずかしいけどね。
ま、「恥ずかしさ」と「ブログのオモロさ」は比例する、ということで。
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The Birthday@Zepp Tokyo
http://rwanda.exblog.jp/10003662/
2009-04-08T01:04:05+09:00
2009-04-08T01:05:33+09:00
2009-04-08T01:05:33+09:00
hotel_rwanda
MUSIC
開演前、後ろのほうから聞こえてきた会話。
「ブランキーが解散したのってオレが小6のときだった。」
「ミッシェルの解散は高校生のときだった。」
この会話をしていた学生らしき‘彼等’は20歳くらいと思われる。
オレがハタチの頃は、ブランキーもミッシェルもまだ健在だった。当時のブランキーやミッシェルの‘カッコ良さ’を説明するのに言葉は必要無かった。↑の会話を交わしていた彼等にとっては、まさに‘THE BIRTHDAY’こそが、問答無用でカッコイイ「ロックバンド」なんだろう。
てなことを、開場してから開演してまでの十数分間考えていたのだけど、いざライブが始まってしまうと、んなことは全くどうでもよくなった。今のThe Birthdayは、かつてブランキーやミッシェルの音楽を夢中になって聞いていた30歳の俺からしても、すさまじくカッコ良かった。The Birthdayのライブは4~5回は観ているが、こんな感覚になったのは初めて。アルバムを3枚出して、遂に「型」みたいなもんができあがったのかもしれない。「曲のイントロ部分で曲名をシャウトするチバユウスケ」がミッシェル時代から好きだったのだけど、今回のライブはそういう場面が多かったのが嬉しかった。
それにしても20歳の頃は、30歳になったときに、ライブハウスの最前列付近で汗まみれになって音楽を聞いている自分の姿なんて想像もしなかった。‘ダイブしている人の踵が自分の頭を直撃’というスタンディングの会場での‘お約束’も久々に体験した。懐かしい気分だった。
で、更に10年後、40歳。やっぱり、40歳の自分が‘そんなこと’をしているかどうかは、今は想像できないけれど、同じように、チバユウスケが10年後にも何かしらのバンドをやっていて、それを「カッコイイ」と思える自分でありたいと思った。んで、やっぱりライブハウスの前の方で、汗だくになりながらその音楽を聞いていたい。
ちなみに、気になって調べてみたら、今現在、チバユウスケがちょうど40歳だった。
つーことは、10年前、20歳の頃のオレが見ていた‘ミッシェルのチバ’は30歳ということになる。なんだか不思議な気分。
細かいライブレポートは例によってコチラ参照。
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最近のアレコレ
http://rwanda.exblog.jp/9984088/
2009-04-05T12:10:00+09:00
2009-04-26T10:05:04+09:00
2009-04-05T12:12:09+09:00
hotel_rwanda
MOVIE
【チェンジリングとイーストウッドについて】
ここ一ヶ月くらいは、どこで誰と映画の話をしても「最近何か映画観に行った~? 行ってないよねえ~ 全然面白いのやってないもんなあ~」という話になる。そして熱心な映画ファン同士が集まっていれば、必然的にその手の会話は 以下のような展開になる。
「『チェンジリング』は素晴らしかった」「アレは別格」「衝撃」「他の映画観なくてもコレだけは観たほうがイイ」
何がそんなに素晴らしいのか、何がそんなに他の映画と違うのか、うまく言葉にできないけれども、才能と技術のある人が本気を出すと、こういう結果になるのが当然なのかもしれません。映画ファンからもアタマのカタイ評論家からも、両方からも熱烈に支持されるのは珍しいのではないでしょうか。そしてそんなサイコーな監督の新作「グラン・トリノ」が、今月早くも公開される。楽しみで楽しみで仕方がない。
【楽しみで楽しみで仕方がない】
と言えば、村上春樹の長編新作が、5月下旬に発売されるそうです。俺は毎週日曜だけは朝日新聞か毎日新聞のどちらかを買って、ダラダラと読みながら、映画や音楽だけでなく「政治や経済や国際情勢にも関心があるフリをしているフリ」を日常で行うための下調べをしているのだけど、書評面の下に新潮社の広告が載っていて、いつも「村上春樹最新長編、発売決定」のお知らせが載っている。そしてその情報が毎週小出しにされているのがニクイ。どうやらタイトルは「1Q84」(イチキューハチヨン、と読む)らしい。
【村上春樹】
と言えば、現在発売中の「テレビブロス」の「村上春樹特集」は、近年読んだあらゆる雑誌のあらゆる特集の中で一番面白いし、完成度が高いと思う。
ほとんどの雑誌のほとんどの誌面が、情報や広告で埋め尽くされているなか、「オモロい文章」と「オモロい切り口」さえあれば、人気ライターやカリスマモデルや「最新情報」や「独占インタビュー」や「特写」が無くても「オモロイ雑誌」は作れる、といういい例ではないでしょうか。
「動物園でゴリラ園に落ちてしまった」とか「会社で納期に間に合わなかった」といった全く文学的ではないシチュエーションを‘ハルキ的文体’で綴る、「ハルキならどうする?」、麻生太郎や朝青龍、陣内智則など‘残念な人たち’が‘ハルキ的価値観’で自己弁護を繰り広げる「OSハルキをインストール!」、そして元々ファンではないどころか「一回も読んだ事が無い」のに、‘名前の響き’で人選、取材した「モト冬樹が語る、初めての春樹」などなど、いずれのコーナーもとにかく中身が濃い。そしてこれらが人気ライターとか、文芸評論家ではなくて、「アソコ・クロコップ」とか「むき海老ひかる」とか「うんちブリブリ」といった「ハルキ的」ではないペンネームの方々によって綴られているのが、また素晴らしい。
【『レッドクリフ PART1』について】
まもなくPART2が公開、ということで、まあ正直興味は全然無いのだけど、一応映画業界の片隅で働くものとして、やっぱりPART1の大ヒットは予想外で、衝撃だったので、一応、DVDで鑑賞。面白くもなく、つまらなくもなく、いたってフツー。で、ブログでこの「PART1」のことを書くにあたって思い出したこと、2つ。
「キル・ビル」のPART1とPART2の‘繫ぎ目’は素晴らしかった。PART1がPART2の「予告編」にならずに‘一つの物語’として完結していながらも、「直ぐに続きが観たい」と思わせる終わり方。それに比べると、「レッド・クリフ」は‘酷い’と言わざるを得ない。
有吉弘行が「アメトーーク!」で放った「ブレイクするってのはバカに見つかるってこと」という発言が一部で話題と賞賛を集めているらしい。曰く、ゴールデンタイムでもてはやされてブームになってまつり上げられるよりは、ブレイクしなくても深夜番組でセンスの良い視聴者にさえ支持されていれば十分、ということらしい。
「レッドクリフ PART1」の説明過多な演出、過剰に繰り返される人物紹介のテロップ、そして予想外の大ヒット。別に「PART1」を観にいった人がバカである、と言いたいわけでは無いのだけど、ふと有吉の名言がアタマをよぎった。
【漫画ブーム】
成人して以来の「漫画ブーム」が突然訪れて、最近は漫画ばっかり読んでいる。元々コアな‘漫画ファン’の人からしたら、「何を今さら」と思われるだろうけど、「鈴木先生」が凄い。「‘漫画’より‘文学’のほうがエライ」なんて思ったことは無かったはずなのだけど、「鈴木先生」を読んでいるとひょっとして無意識にそんな考え方をしてしまってたのかな、と思う。つまり「鈴木先生」には文学作品並みの思想やら哲学やらがあって、でも小学生や中学生の頃に感じていた「漫画を読む面白さ」(早く続きが見たい、読みたい、という中毒性)も間違いなくある。
‘日曜日の昼間に長々とブログを書くような奴とは友達になりたくない’、
と常々思っていたのだけど、自分がそんな奴になってしまいました。
このブログを読んでくれてる友達の皆さん、元気ですか。
こんな僕ですが、今年度もよろしくお願いします。]]>
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