ミズキユウタ30歳による、映画や音楽やお笑い芸人やその他イロイロについて思ったことと&何気ない日常を綴るブログです。


by hotel_rwanda
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『愛おしき隣人』@恵比寿ガーデンシネマ

チラシのビジュアルに惹かれて『愛おしき隣人』を見に行った。

この映画を言葉で説明するのは難しい。ので、以下チラシの文章まんま引用。

北欧のとある街の住人たち。ロックスターとの結婚を夢見る少女、世界で一番ついていない夫婦、誰からも愛されたことのない男、「誰も私を理解してくれない!」と泣き叫び、歌いだす女、困窮した家計を静かに嘆く精神科医…。一生懸命生きてるけど、今日もやっぱりついてない。そんな住人たちが集うとあるバー。1日の終りに、バーテンダーは言う。「ラストオーダー、また明日があるよ!」。ユーモラスな音楽に乗せて、とぼけた笑いと、圧倒的オリジナリティで普遍的な人間愛を描く。

とのことなのだが、これが予想外におもろかった。構成的には1シーン1カットで、ときにはオチすらないショートコントのようなシークエンスがひたすら積み重ねられていき、それが続けば続くほど、気持ちよくなっていく。そして最後に用意されている、映画全体をひっくり返すとんでもないオチ。
悪夢にせよ、幸せな夢にせよ、日常と夢がごちゃ混ぜになってくる点で、デヴィッド・リンチの映画を見ているときのようなトランス状態にもなったような。
面白いのはもちろんなのだが、‘気持ちイイ’映画だった。

「笑う犬」「落下女」「リチャードホール」などのコント番組(全部終わってるけど…)が好きな人は、きっとこの映画も好きだと思われる。あと、ジャームッシュ作品ファンも。

辛酸なめこのコメントが何よりもこの作品をウマイこと説明していて、まさに同感だったので、これまた引用。

「人生は不条理ギャグの連続…。この映画を観たらどんな辛苦も乗り越えられます。」

映画の公式サイトのURLが、安易に映画のタイトルにせずに、kittoshiawase、っつうのが何とも心ニクイ。というか絶妙。
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by hotel_rwanda | 2008-05-11 22:29 | MOVIE