ミズキユウタ30歳による、映画や音楽やお笑い芸人やその他イロイロについて思ったことと&何気ない日常を綴るブログです。


by hotel_rwanda
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

『大いなる陰謀』@新宿プラザ

かなり前に前売券を買ったものの、未だに見ていない『いのちの食べかた』を今日こそは、と思って出かけたのだけれど、例によって家を出たのが早すぎてレイトショーまで時間を持て余す。で、「映画を観るために、‘映画を観て時間を潰す’」ために、たまたま時間がピッタリだった『大いなる陰謀』を観る。(ちなみに『大いなる陰謀』を見終わってから飲みの誘いが入り、またしても『いのちの食べ方』鑑賞は延期。)

映画館で映画を観る習慣がつきはじめたのは1996年頃からなのだけど、この十数年で、全ての出演作を劇場に見に行っているのは、世界中でトム・クルーズただ一人である。『ミッション・インポッシブル』第一作以降、全て映画館に観に行っている。念のためウィキペディアで確認したが間違いない。でも、決して熱烈なトムファンというわけではなくて、むしろブラッド・ピットやイーサン・ホークの方が断然好きなのだけど、トム・クルーズ出演作で「つまんなかった」記憶もほとんどないから(もちろん全部が傑作というわけでもないが)、我ながら納得でもある。

で、‘トム映画ハズレなし伝説’は、一応今回も継続。

ロバート・レッドフォード、メリル・ストリープ、トム・クルーズの3人を主演に、対テロ戦争を推し進める若き政治家(クルーズ)と彼の考え方に疑問を抱く女性ジャーナリスト(ストリープ)、教え子を戦地へ送り出してしまった大学教授(レッドフォード)のそれぞれの立場や思惑を描きながら、現在のアメリカの対外戦略をあぶり出す。

という映画。↑はeiga.comより転載。(勝手に)by the courtesy of トニーさん。

まずこういう題材をこういうキャストで作りましょう、というところに、昨今の映画では珍しい‘ココロザシ’を感じる。(そういうのがウザい人もいるだろうけど。)逆に、『Lions for Lambs』という原題(映画の内容を考えると「羊に率いられる獅子たち」といったところでしょうか)に、『大いなる陰謀』という何だかやる気のない邦題をつけちまった日本の配給・宣伝会社からはそういう気概を感じない。この邦題で確実に観客は減っていると思うのだけど。同業者として気持ちは分からなくもないのだけど。

多少の戦闘シーンを除いては、映画のほとんどが異なる3つのシチュエーションでの「会話」で構成され、それでいながら起伏もあり、上映時間は92分間。観終わったあとに妙な余韻が残る。人生を変えるような映画ではなかったし(トム曰く「この映画を見た人間の何割かの人生が変わる」らしい)、「2008年マイトップ10」に入ることもまずないと断言できるのだけど、不思議と「観て良かった」と素直に思える1本。なんっつうか、学生時代に観ていたら、凄く感動したと思う。

それにしても公開初日とは思えない客の入りの悪さだった・・・。がんばれ、トム。
[PR]
by hotel_rwanda | 2008-04-22 00:44 | MOVIE