ミズキユウタ30歳による、映画や音楽やお笑い芸人やその他イロイロについて思ったことと&何気ない日常を綴るブログです。


by hotel_rwanda
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カネとコネ~webから遠く離れて~(7月13日)

 フリーで映画の配給・上映をコーディネイトされているある方(Tさん)から連絡があった。

 某イベントの企画として、一日のみではあるが、『ホテル・ルワンダ』を上映したいと考えている、ということだった。 ということで「とりあえず、まずは直接お話を」ということで伺ってきた。

 この‘とあるイベント’には、背後にネームバリューのある諸々が控えており、この企画自体が実現すれば、それはおそらく世間の大きな注目を浴びることになると思われる。

 もちろん、これほどのイベントともなると、それに際してのコストというものも発生する。
 そしてその問題は決して容易いものではない。こちらとしてもできることなら、それに協力させていただきたいが、我々が集めることができるのはお金ではなく署名だけだ。

 だが。
 「この作品を、この日本で上映させたい」という強い想いは、たとえその手段・目的は違えど
 共通のものだ。そして今後、そんな‘想い’を持つ人間を増やしていくことが、自分達にできる唯一最大の‘手段’だ。映画業界に精通している方との繋がりだけが有効なコネではないはずだ。‘あくまで素人’の自分たち一人一人の力は微々たるものかもしれないが、それぞれが小さなコネクションを繋いでいけば、やがてそれが大きな波になるのではないだろうか。キレイ事、理想論かもしれないが、結局自分達ができること、信じていることはそれだけだから。

 この‘イベント’に関しては、我々が直接具体的に協力させてもらえることというのは数少ないかもしれないが、是非実現することを祈っている。それによって‘公開運動’が盛り上がってほしい、というのはもちろんだが、
もしそうならなくても、イベントが実現すれば、たとえ一日のみの企画とはいえ、少なくとも「この映画を見ることができる日本人」が増えるのだ。それはスバラシイことだ。

 
 同日夕方、雑誌「Invitation」編集部に問い合わせをした。
 今週発売された最新号に『ホテル・ルワンダ』に関する記事が出ている。(この記事自体は映画そのものの紹介で、‘公開運動への言及’はない)しかもその執筆者が、我々の‘公開運動’に際して多大なサポートを頂いている、映画評論家の町山智浩氏なのだ。
 
 ということで、‘ダメモト’で「次号で今度は‘公開運動’を取り上げてもらえませんか」と編集部に問い合わせてみた。

 結論としては、「難しいですね~」ということであった。
 まだ、公開運動自体がそこまで大きなモノになっているわけでもないし、
 そもそも「‘ビジネスとして成立が困難とされている’公開未定の映画を二ヶ月も連続で取り上げるのはちょっとね・・・」ということである。

 確かに仰る通りだ。
 ただ、結局自分達にできるのは、こんな働きかけを今後も続行していくことなのだ。
 もともとwebをきっかけとして始まったこの運動だが、そろそろその外の世界へも飛び出して
 行くべきなのだろう。

 この編集部の方も、配給会社の方々と同じことを仰っていた
 「この作品て、ビジネスとしてちょっとね・・・・」

 そういえば、『ホテル・ルワンダ』主演のドン・チードルも出演していた映画『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』で主演のショーン・ペンが言っていた気がする。

 「結局何もかも金だ、カネ・・・カネ!」と。今はこれが決してネガティブな言葉として聞こえないから不思議だ。
 さすが、ショーン・ペン。間違ったことは言っていない。

 だがショーン・ペンよ。俺らは「それ」とは違うやり方でもうしばらくジタバタしてみようかと思うよ。

 最後に、この場をお借りして、本日‘世間知らずな映画ファンの無謀な計画’に耳を傾けてくださった、Tさん、Invitation編集部の方に改めて感謝したいと思います。 
 
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by hotel_rwanda | 2005-07-14 08:11 | 『ホテル・ルワンダ』活動日誌