偶然か、必然か(11月12日)
2005年 11月 15日
ということで自分的にここ数年で最大の衝撃を味わった奇跡について。
最近このブログの更新が滞っているのは、この日以来、何をしても心ここにあらずというか
「なが~い夢を見ている感じ」が続いているせいもあるかもしれません。
たとえば皆さんは、部屋にポスターを貼っちゃうほど憧れているような人、自分にとって雲の上の存在のような人に突然遭遇したことってありますか?
夕方、駅前のいつも行く中華屋で飯を食っていたのですが。日々尽きない悩みと憂鬱を、中華焼きソバと瓶ビールと共に一人で消化していたのです。で、店内が混みはじめてきて。
各テーブル、‘相席’になりだしたのです。(この店ではよくあることなのですが)
が、そんなことも気にせず一人で‘R25’見ながら飯食ってたら。斜め向かいの席(4人がけのテーブルでした)に‘我が相席相手’の気配を感じて、顔を上げると。
そこにいたのは、自分が日本一、っつうか世界一って言ってもいいほど大好きだった(解散しちゃった)バンドのメンバーの人が一人で座っているわけです。
もう、頭が真っ白になりました。いや、もう真っ白を通りこして、全身が震えました。
『ホテル・ルワンダ』の公開決定の連絡を受けたときもビビッたけど、正直その比ではありませんでした。何というか、とにかく震えた、頭がクラクラした、としか言いようがありません。
だって、その店に入る直前も、「その人」が演奏していた曲をipodで聞いていたばかりだったのです。
‘その方’はそんなことを知ってか知らずか、ただただ何も口を聞けずに震えている俺を見て、かどうかは分かりませんが、ぼそっと
「いやあ、相席になっちまってスマンねえ」
と独り言のように言ったのです。
とっさに俺は「実は大ファンです」と言いました。
そして、そのあとは、というと。
時間にして30分くらいでしょうか、緊張と感激で涙ぐむ俺に向かって‘そのお方’は
ビールを注いでくれたり、「○○ってバンド知ってる?」とか「どこ出身?」とか‘フツーの質問’をしてくださり。ようやく緊張のほぐれてきた俺も、「あのときのライブ超良かったっす」とか「学生の頃コピーバンドやってました」とか発言できるようになり。
いやあ、今でも信じられません。
ずっと大ファンで憧れていただけに、もしこれで、ウザがられたり、凄く愛想の悪い方だったら、そのショックも大きかったと思うのですが。全くその逆でした。ただただ震えました。
しかし、たまたま相席になったファンに向かってビールを注いでくれたり、自分から連絡先を交換しようと持ちかけてくれたり、「写真撮る?」とか言ってくれるロックスターがどこにいるというのでしょうか。いや、いたのです。
悔やまれるのは、自分の携帯にはカメラ機能が備わっていなかったこと。せっかく向こうからそう言っていただいたのに。でも、写真じゃなくて自分の記憶にだけ焼きついているというのもそれはそれでいいのかもしれません。
あのときはとてもじゃないけれどそんな余裕はなかったのですが。
数日経ったいま、振り替えてみると。
『ホテル・ルワンダ』のことを説明すればよかったかな。
‘いつ誰に会っても紹介できるように’常にカバンには‘ホテ・ルワ掲載記事’を忍ばせていたのに。
でも、やっぱりそういうことを抜きに純粋に会えたから良かったのかな。
いずれにしても映画の神様同様、ロックの神様はいるのかもしれません。
そして‘強く想えば通じる’ということを痛感したのでした。
最近このブログの更新が滞っているのは、この日以来、何をしても心ここにあらずというか
「なが~い夢を見ている感じ」が続いているせいもあるかもしれません。
たとえば皆さんは、部屋にポスターを貼っちゃうほど憧れているような人、自分にとって雲の上の存在のような人に突然遭遇したことってありますか?
夕方、駅前のいつも行く中華屋で飯を食っていたのですが。日々尽きない悩みと憂鬱を、中華焼きソバと瓶ビールと共に一人で消化していたのです。で、店内が混みはじめてきて。
各テーブル、‘相席’になりだしたのです。(この店ではよくあることなのですが)
が、そんなことも気にせず一人で‘R25’見ながら飯食ってたら。斜め向かいの席(4人がけのテーブルでした)に‘我が相席相手’の気配を感じて、顔を上げると。
そこにいたのは、自分が日本一、っつうか世界一って言ってもいいほど大好きだった(解散しちゃった)バンドのメンバーの人が一人で座っているわけです。
もう、頭が真っ白になりました。いや、もう真っ白を通りこして、全身が震えました。
『ホテル・ルワンダ』の公開決定の連絡を受けたときもビビッたけど、正直その比ではありませんでした。何というか、とにかく震えた、頭がクラクラした、としか言いようがありません。
だって、その店に入る直前も、「その人」が演奏していた曲をipodで聞いていたばかりだったのです。
‘その方’はそんなことを知ってか知らずか、ただただ何も口を聞けずに震えている俺を見て、かどうかは分かりませんが、ぼそっと
「いやあ、相席になっちまってスマンねえ」
と独り言のように言ったのです。
とっさに俺は「実は大ファンです」と言いました。
そして、そのあとは、というと。
時間にして30分くらいでしょうか、緊張と感激で涙ぐむ俺に向かって‘そのお方’は
ビールを注いでくれたり、「○○ってバンド知ってる?」とか「どこ出身?」とか‘フツーの質問’をしてくださり。ようやく緊張のほぐれてきた俺も、「あのときのライブ超良かったっす」とか「学生の頃コピーバンドやってました」とか発言できるようになり。
いやあ、今でも信じられません。
ずっと大ファンで憧れていただけに、もしこれで、ウザがられたり、凄く愛想の悪い方だったら、そのショックも大きかったと思うのですが。全くその逆でした。ただただ震えました。
しかし、たまたま相席になったファンに向かってビールを注いでくれたり、自分から連絡先を交換しようと持ちかけてくれたり、「写真撮る?」とか言ってくれるロックスターがどこにいるというのでしょうか。いや、いたのです。
悔やまれるのは、自分の携帯にはカメラ機能が備わっていなかったこと。せっかく向こうからそう言っていただいたのに。でも、写真じゃなくて自分の記憶にだけ焼きついているというのもそれはそれでいいのかもしれません。
あのときはとてもじゃないけれどそんな余裕はなかったのですが。
数日経ったいま、振り替えてみると。
『ホテル・ルワンダ』のことを説明すればよかったかな。
‘いつ誰に会っても紹介できるように’常にカバンには‘ホテ・ルワ掲載記事’を忍ばせていたのに。
でも、やっぱりそういうことを抜きに純粋に会えたから良かったのかな。
いずれにしても映画の神様同様、ロックの神様はいるのかもしれません。
そして‘強く想えば通じる’ということを痛感したのでした。
by hotel_rwanda
| 2005-11-15 17:36
| 『ホテル・ルワンダ』活動日誌